特許
J-GLOBAL ID:200903018487716938

内燃機関の触媒劣化判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-121011
公開番号(公開出願番号):特開平10-311213
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 劣化判定実行頻度を低下させることなく正確に触媒劣化を検出する。【解決手段】 内燃機関1の触媒コンバータ12上流側に空燃比センサ13、下流側O2 センサ15を配置する。制御回路10はセンサ13、15の出力に基づいて機関空燃比を理論空燃比にフィードバック制御するとともに、フィードバック制御実施中にセンサ13、15の出力軌跡長に基づいて触媒劣化の有無を判別する。制御回路は、機関吸入空気量から現在の触媒温度を推定し、この触媒温度に基づいて、触媒が劣化したか否かを検出する劣化検出操作を実施する劣化診断吸入空気量範囲と触媒が正常か否かを検出する正常検出操作を実施する正常診断吸入空気量範囲とを別々に設定し、現在の吸入空気量がいずれの吸入空気量範囲にあるかに応じて劣化検出操作または正常検出操作を行う。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配置された、O2 ストレージ作用を有する三元触媒と、前記三元触媒の下流側の排気通路に配置され、前記三元触媒下流側の排気空燃比を検出する下流側空燃比センサと、前記内燃機関の空燃比を目標空燃比に制御する空燃比制御手段と、前記空燃比制御手段により内燃機関の空燃比が制御されているときに、触媒劣化判定のための診断条件が成立しているか否かを判断する診断条件判別手段と、前記診断条件が成立したと判断されたときに、前記下流側空燃比センサ出力に基づいて前記三元触媒が正常か劣化したかを判定する判定手段とを備えた内燃機関の触媒劣化判定装置において、前記診断条件は、前記触媒が劣化したことを検出する検出操作を行うための劣化診断条件と、前記触媒が正常であることを検出する検出操作を行うための正常診断条件とからなり、前記診断条件判別手段は前記劣化診断条件と前記正常診断条件とが成立しているか否かをそれぞれ別個に判断し、前記判定手段は、前記劣化診断条件が成立したときに前記下流側空燃比センサ出力に基づいて触媒の劣化を検出する検出操作を行う劣化検出手段と、前記正常診断条件が成立したときに前記下流側空燃比センサ出力に基づいて触媒が正常であることを検出する検出操作を行う正常検出手段とを備えた内燃機関の触媒劣化判定装置。
IPC (4件):
F01N 3/20 ,  F01N 7/00 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 310
FI (4件):
F01N 3/20 C ,  F01N 7/00 A ,  F02D 41/14 310 K ,  F02D 45/00 310 R
引用特許:
審査官引用 (3件)

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