特許
J-GLOBAL ID:200903018531763086

トンネル内の汚染空気の浄化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-148809
公開番号(公開出願番号):特開平11-336498
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 トンネルの入口や出口から流出する排気ガスを大幅に削減すること。【解決手段】 トンネル12は、トンネル断面の上部および側部が覆工コンクリート壁16により覆われ、上部に位置する覆工コンクリート壁16部分から下方に離れた箇所に、車道用空間18の上部を仕切る天井壁20が設けられている。上部に位置する覆工コンクリート壁16部分の下方箇所と天井板28との間の空間26に、上方から順に送気風道32、土壌層34、排気風道36がトンネル12内のほぼ全長にわたり延在させて設置されている。ファン44を駆動すると、トンネル12内の汚染空気はトンネル出口40側において吸気ダクト42から吸い込まれ、送気空間32に送給され、土壌層34を上から下へ通過し、排気風道36を経て天井壁20の吹き出し口38から車道用空間18に吹き出される。
請求項(抜粋):
トンネル断面の上部が上方に凸のアーチ状となるように地山が掘削されたのち、その掘削断面の上部が覆工コンクリート壁により覆われ、この覆工コンクリート壁から下方に離れた箇所に、天井壁が設けられるトンネル内の汚染空気を浄化する方法であって、前記覆工コンクリート壁と天井壁との間の空間内に、上方から順に送気風道、土壌層、排気風道をトンネル内のほぼ全長にわたり延在させて設置し、トンネル内の空気を吸い込んで前記送気風道に送給し、土壌層を通過させて空気を浄化した後、排気風道を経てトンネル内に吹き出させるようにした、ことを特徴とするトンネル内の汚染空気の浄化方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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