特許
J-GLOBAL ID:200903018540772560
白熱電球
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-254780
公開番号(公開出願番号):特開2000-090887
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 ランプ球2が局所的に異なった層厚さの干渉フィルタ5を有する白熱電球を,特に自動車の信号灯として適し、従来の欠点が除去されるように形成する。【解決手段】 干渉フィルタ5の層厚さが、干渉フィルタ層を設けられたランプ球2のすべての範囲が白熱電球の点灯状態において同一の色合成の光を発生するように変えられている。本発明に基づく白熱電球は特にオレンジ色あるいは赤色の光を発生する自動車の信号灯に使用される。
請求項(抜粋):
光透過性のランプ球(2)と、このランプ球(2)によって包囲されているフィラメント(3)と、ランプ球(2)に局所的に異なった層厚さの被覆層として配置され複数の光低屈折層及び光高屈折層を有している干渉フィルタ(5)とを備え、この干渉フィルタ(5)が予め定められた第1の波長範囲の光に対して僅かな透明性を、予め定められた第2の波長範囲の光に対して大きな透明性を有し、干渉フィルタ(5)が第1および第2の波長範囲を互いに分離する遷移範囲を有している白熱電球において、ランプ球(2)の干渉フィルタ層を設けられた任意の2つの場所P1、P2における干渉フィルタ(5)の総層厚さd1、d2が近似的に次式を満足するd2/d1=λ(α1)/λ(α2)(ここで、λ(α1)は、入射角α1に対する干渉フィルタ(5)の遷移範囲から成り干渉フィルタ(5)の予め定められた総層厚さd1から出て干渉フィルタ(5)の透過係数が予め定められた透過係数値Tを有している波長であり、λ(α2)は、入射角α2に対する干渉フィルタ(5)の遷移範囲から成り干渉フィルタ(5)の予め定められた総層厚さd2から出て干渉フィルタ(5)の透過係数が予め定められた透過係数値Tを有している波長であり、入射角α1ないしα2は、場所P1ないしP2とフィラメント(3)の中心とを結ぶ接続線が点P1ないしP2におけるランプ球(2)への法線と成す角度である)ことを特徴とする白熱電球。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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