特許
J-GLOBAL ID:200903018545145962

インクジェット記録装置、および該装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西山 恵三 ,  内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-368870
公開番号(公開出願番号):特開2005-131873
出願日: 2003年10月29日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】 インクジェットヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に関して、記録ヘッドの吐出状態を良好にするための予備吐出を実行可能な予備吐受け部材が主走査範囲の片側にのみ存在する構成において、印字スループットの低下を最小限に抑えることを目的とする。【解決手段】 本発明は、記録ヘッドが予備吐出を行わず印字可能な時間の上限として設定される予備吐出周期時間と、前回の予備吐出からの経過時間と、予備吐受け部材の位置から記録媒体上の記録領域の範囲に対する往復に必要な時間とを計時し、この計時した時間に基づき、記録ヘッドを予備吐受け部材の位置まで移動させて予備吐出を行うか否かを判定して制御することを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
インクを吐出するインク吐出部を有する記録ヘッドを用い、当該記録ヘッドの主走査方向に沿った往復走査中に前記記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置において、 前記記録ヘッドを搭載するキャリッジを主走査方向へ沿って往復走査するキャリッジ駆動手段と、 前記主走査方向と直交する副走査方向に沿って記録媒体を搬送する搬送手段と、 記録媒体に対する記録以外に、前記インク吐出部から予備的にインクを吐出させる予備吐出を行う予備吐出手段と、 前記キャリッジ駆動手段による走査範囲内の一方の端部近傍に設けられ、前記記録ヘッドの予備吐出によって吐出されたインクを受ける予備吐受け部材と、 前記予備吐出の際に前記キャリッジ駆動手段により前記記録ヘッドを前記予備吐受け部材の位置へ移動させ、前記予備吐出手段により予備吐出を行う制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記記録ヘッドが予備吐出を行わず印字可能な時間の上限として設定される予備吐出周期時間と、前回の予備吐出からの経過時間と、前記予備吐受け部材の位置から記録媒体上の記録領域の範囲が最大となる移動幅の往復に必要な往復移動時間とに基づき、前記記録ヘッドによる記録動作中に、前記予備吐出周期時間から前記往復移動時間を減算した時間間隔が前記経過時間より小さい場合に、前記予備吐出を行うよう制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (2件):
B41J2/18 ,  B41J2/185
FI (1件):
B41J3/04 102R
Fターム (8件):
2C056EA01 ,  2C056EA14 ,  2C056EB03 ,  2C056EB38 ,  2C056EC24 ,  2C056EC37 ,  2C056EC54 ,  2C056FA11
引用特許:
出願人引用 (2件)

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