特許
J-GLOBAL ID:200903018547205679

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331449
公開番号(公開出願番号):特開平7-186658
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】ステップモータによって減衰力を切換える場合に、ピストン速度が速いときの脱調による制御性能の低下を確実に防止するサスペンション制御装置を提供する。【構成】車体の上下加速度検出値X2i′′に基づいて減衰力可変ショックアブソーバのピストン速度VP を推定し、このピストン速度推定値VP が設定速度VPTより大きいときには、ステップモータが脱調状態となるおそれがあるものと判断して、ステップS5に移行して、ステップモータを回動させて制御原点を表すストッパに当接させて制御原点の校正を行ってから、車体上下速度に基づく減衰力制御を行って(ステップS6〜S16)、目標ポジションと現在ポジションとの位置ずれを解消する。
請求項(抜粋):
車体側部材及び車輪側部材間に介装された、入力される制御信号に応じて駆動されるステップモータによって弁体を回動制御することにより、伸側及び圧側の減衰力を個別に制御可能な減衰力可変ショックアブソーバと、車体の前記減衰力可変ショックアブソーバ近傍位置での上下加速度を検出する上下加速度検出手段と、少なくとも前記上下加速度検出手段の上下加速度検出値に基づいて車体の姿勢変化を抑制する減衰力を算出し、当該減衰力に対応する前記制御信号を前記ステップモータに出力してオープンループ制御する制御手段とを備えたサスペンション制御装置において、前記減衰力可変ショックアブソーバのピストン速度を推定するピストン速度推定手段と、該ピストン速度推定手段で推定したピストン速度が予め設定した設定速度以上であるときに前記制御手段で前記ステップモータの制御原点校正を強制的に行う原点校正指令を出力する制御原点校正手段とを備えていることを特徴とするサスペンション制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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