特許
J-GLOBAL ID:200903018568896507
電磁継電器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-306910
公開番号(公開出願番号):特開2009-129878
出願日: 2007年11月28日
公開日(公表日): 2009年06月11日
要約:
【課題】電磁継電器1自体が過大電流の流れた場合のみ溶断して電流を遮断し、小型で、かつ、溶断する電流の設定自由度が高い電磁継電器1を提供する。【解決手段】2本の端子ボルト4を介して電気回路に接続される1組の固定接点6と、この1組の固定接点6に対向して可動する可動接点7と、この可動接点7を固定接点6に押し付ける接点圧スプリング8と、これら部品を収容するスイッチカバー9等からなるスイッチ部2と、樹脂製のボビン26に巻線される励磁コイル20内に、固定鉄心22と可動鉄心23とをリターンスプリング24を介して装着するソレノイド部3と、可動鉄心23と可動接点7との間にロッド18を挟持してそれぞれ組付け、さらに、可動接点7には融点の低い黄銅材を使用するとともに過大電流域では融点に達するジュール熱が発生するように適度な通電断面積を設定した。【選択図】図3
請求項(抜粋):
有底筒状のヨークと、前記ヨークに収容される筒状の励磁コイルと、前記励磁コイルの内側空間に配置される固定鉄心と、前記固定鉄心に対向して可動する可動鉄心と、前記可動鉄心を反固定鉄心方向へ付勢するリターンスプリングと、を備えるソレノイド部と、
前記可動鉄心の軸方向中心に固着されるロッドと、
前記ヨークの開口部を封止し、軸方向に作動室を形成するカバーと、前記作動室の両側に1組の端子貫通孔を形成し、前記端子貫通孔に貫設され、前記カバー内に臨む先端が固定接点を形成する1組の端子部と、前記作動室内に嵌挿され、前記ロッドで押されて前記固定接点から離れた位置に臨む可動接点と、前記作動室内に圧縮状態で配設され、前記可動接点を前記固定接点方向に付勢する接点圧スプリングと、を備えるスイッチ部と、
からなる電磁継電器において、
前記固定接点は、固定接点チップと固定台金との接合により形成され、
前記固定台金は前記端子部と一体、もしくは別体に接合され、
前記可動接点は、可動接点チップと可動台金との接合により形成され、
前記可動台金は、前記端子部および前記各接点チップより低融点の材料により構成されることを特徴とする電磁継電器。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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