特許
J-GLOBAL ID:200903018581015102

シミュレーションモデル作成方法及びプログラム並びにプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河宮 治 ,  石野 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-126440
公開番号(公開出願番号):特開2006-302186
出願日: 2005年04月25日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】 実体モデルを構成する複数の部品モデルを個々にモデル化することができ、また、各部品モデルの結合を一層簡単にかつ効率的に実行可能とするシミュレーションモデル作成方法を提供する。【解決手段】 少なくとも3つ以上の部品モデルを、1つの基準モデルに対して複数のサブモデルが並列に接続される1対多の関係に当てはめつつ、各部品に加わるエネルギーのポテンシャル成分をあらわす状態量としての位差量とフロー成分をあらわす状態量としての流動量とからなる入出力状態量の対により相互に連結し、全ての部品モデルのシステム方程式を組み合わせ、組合せ後のシステム方程式において、入出力間での代入処理を行い、全ての代入処理後に、不要な行及び列を削除する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
シミュレーション対象とする実体を構成する要素として所定機能毎に独立して設定された複数の部品に対応した部品モデルを結合し、上記実体に対応した実体モデルを作成するシミュレーションモデル作成方法であって、上記各部品に加わるエネルギーのポテンシャル成分をあらわす状態量としての位差量とフロー成分をあらわす状態量としての流動量とを入出力状態量の対とし、該入出力状態量が加わる部品の内部特性のパラメータが、行が出力状態ベクトル,列が入力状態ベクトルとなる行列形式で配置されることで、上記位差量及び流動量に対応した内部行列を構成するシステム方程式で上記各部品モデルを表現する、シミュレーションモデル作成方法において、 少なくとも3つ以上の部品モデルを、1つの基準モデルに対して複数のサブモデルが並列に接続される1対多の関係に当てはめつつ、次の関係式 U基準=Y1+Y2+・・・+YN-1 Y基準=U1=U2=・・・=UN-1 U基準:基準モデルの入力状態量 Y基準:基準モデルの出力状態量 U1,U2,・・・,UN-1:各サブモデルの入力状態量 Y1,Y2,・・・,YN-1:各サブモデルの出力状態量 N:部品モデルの総数 に基づき、上記入出力状態量の対により相互に連結するステップと、 上記各サブモデルのシステム方程式を組み合わせるステップと、 上記組合せ後のシステム方程式において、上記入出力状態量の関係式に基づき、行及び列を加算結合し、複数のサブモデルに相当する1つの複合モデルのシステム方程式を構成するステップと、 上記複合モデルのシステム方程式を、上記基準モデルのシステム方程式に対して組み合わせるステップと、 上記基準モデルのシステム方程式に対して上記複合モデルのシステム方程式が組み合わせられてなるシステム方程式において、次の関係式 U基準=Y複合 Y基準=U複合 U複合:複合モデルの入力状態量 Y複合:複合モデルの出力状態量 に基づき、入出力間での代入処理を行うステップと、 上記代入処理毎に、不要な列を削除するステップと、を有していることを特徴とするシミュレーション作成方法。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (2件):
G06F17/50 612J ,  G06F17/50 680Z
Fターム (2件):
5B046AA04 ,  5B046JA07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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