特許
J-GLOBAL ID:200903018653351161

光ピックアップ装置、対物レンズおよび対物レンズの設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300093
公開番号(公開出願番号):特開平10-143905
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 1つの集光光学系で複数の光ディスクを再生でき、低コストかつ複雑化しないで実現でき、さらに、高NAの光ディスクにも対応できることを目的とする。【解決手段】 光ピックアップ装置10の対物レンズ16により集光する光束を複数の光束に分け、第2光束の波面の位相を、第1光束および第3光束の波面の位相とずらし、透明基板の厚さがt1の第1光ディスク再生の際には第1光束および第3光束を利用し、透明基板の厚さがt2(t2≠t1)の第2光ディスクの再生の際には第1光束および第2光束を利用する。
請求項(抜粋):
光源からの波面の位相がそろっている光束を集光光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面に集光し、情報記録面上に情報を記録または情報記録面上の情報を再生する光ピックアップ装置において、厚さt1の透明基板を有する第1光情報記録媒体と、厚さt2(但し、t2≠t1)の透明基板を有する第2光情報記録媒体の2種類の光情報記録媒体の情報記録面上に情報を記録または情報記録面上の情報を再生が可能なように、前記集光光学系の出射側の開口数NALからNAHのリング状の範囲の領域を通過する光束の波面の位相を他の部分の位相とずらすための位相差調整面を、前記集光光学系を構成する光学素子の少なくとも1面に設け、前記集光光学系を、開口数NALからNAHのリング状の範囲の領域を除いて所定の倍率で厚さt1の透明基板を介したとき、波面収差のrms値が最小となるように構成するとともに、第2光情報記録媒体の情報記録面上への情報の記録または情報記録面上の情報の再生時に、透明基板の厚さt1とt2との差により発生する波面収差を開口数NALからNAHの範囲において減じたことを特徴とする光ピックアップ装置。
IPC (2件):
G11B 7/135 ,  G02B 13/18
FI (2件):
G11B 7/135 A ,  G02B 13/18
引用特許:
審査官引用 (4件)
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