特許
J-GLOBAL ID:200903018691070656

内燃機関用噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-124025
公開番号(公開出願番号):特開2003-314338
出願日: 2002年04月25日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 メイン噴射の前に微少なパイロット噴射を行なう多段噴射時に、メイン噴射量に対する噴射量変動を抑制することで、噴射量精度を更に向上することのできるコモンレール式燃料噴射システムを提供する。【解決手段】 噴射開始遅れ時間の把握手法によって噴射開始遅れ時間を実測することにより、噴射開始遅れ時間の実測値とその噴射時の噴射圧力における標準的な噴射開始遅れ時間とを比較して、噴射開始遅れ時間が長い時には、その噴射開始遅れ時間の実測値と標準的な噴射開始遅れ時間との差分に応じてメイン噴射指令パルス時間が長くなるように調整し、また、噴射開始遅れ時間が短い時には、その差分に応じてメイン噴射指令パルス時間が短くなるように調整することにより、実際にエンジンの気筒内に噴射される燃料噴射量の変動、つまり噴射量変動を抑制するようにしている。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態または運転条件に応じて設定される噴射量指令値と燃料噴射圧力とからインジェクタへのインジェクタ駆動信号の通電時間を算出し、その算出された前記インジェクタ駆動信号の通電時間に応じて前記インジェクタを駆動する内燃機関用噴射量制御装置において、前記内燃機関の特定気筒において前記内燃機関の圧縮行程中または膨張行程中に、前記インジェクタの駆動を複数回実施する多段噴射実施時、あるいは前記内燃機関の特定気筒の直前に燃料噴射を実施する直前噴射気筒への気筒内圧印加時に、先行して実施される先噴射の次に実施される次噴射のためのインジェクタ駆動信号の立ち上がり時刻から噴射開始時刻までの経過時間を、噴射開始遅れ時間として検出する噴射遅れ時間検出手段と、この噴射遅れ時間検出手段によって検出された噴射開始遅れ時間に応じて前記次噴射のためのインジェクタ駆動信号の通電時間を補正する通電時間補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関用噴射量制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/40 ,  F02D 41/38 ,  F02D 45/00 364
FI (3件):
F02D 41/40 F ,  F02D 41/38 B ,  F02D 45/00 364 P
Fターム (27件):
3G084AA01 ,  3G084BA13 ,  3G084BA15 ,  3G084EA07 ,  3G084EA11 ,  3G084EB08 ,  3G084FA00 ,  3G084FA10 ,  3G084FA20 ,  3G084FA38 ,  3G301HA02 ,  3G301JA14 ,  3G301LB11 ,  3G301MA11 ,  3G301MA19 ,  3G301MA23 ,  3G301NA08 ,  3G301NB06 ,  3G301NC02 ,  3G301ND41 ,  3G301PB01Z ,  3G301PB06Z ,  3G301PB08Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PE04Z ,  3G301PE08Z ,  3G301PF03Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る