特許
J-GLOBAL ID:200903018746954850

フィルム用ポリエチレン樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-268796
公開番号(公開出願番号):特開平10-110068
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【解決手段】本発明のフィルムホ ゚リエチレン樹脂組成物は、(A)特定のエチレン含量、密度、MFR、Mw/Mnおよび常温n-テ ゙カ抽出量を有する直鎖状エチレン・α- オレフィン共重合体と、(B) 特定のエチレン含量、密度、MFR およびMw/Mn を有する高密度ホ ゚リエチレン と、必要に応じ(C) 高圧法低密度ホ ゚リエチレン とを特定割合で含有してなる。この組成物中に、アンチフ ゙ロッキンク ゙、スリッフ ゚剤を含有させることができる。(A) 成分の代わりに、メタロセンオレフィン 重合用触媒を用いて調製された特定の直鎖状エチレン・α- オレフィン共重合体と チタンオレフィン 重合用触媒を用いて調製された特定の直鎖状エチレン・α- オレフィン共重合体とのフ ゙レント ゙物(D) を用いることができる。【効果】上記組成物は、成形性に優れ、高い機械強度を示し、透明性と耐フ ゙ロッキンク ゙性とのハ ゙ランス および開口性に優れたフィルムを製造することができる。
請求項(抜粋):
(A)エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを共重合して得られた直鎖状エチレン・α- オレフィン共重合体90〜95重量部と、(B)エチレン単独重合体またはエチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとの共重合体からなる高密度ポリエチレン5〜10重量部[成分(A)および(B)の合計量は100重量部である]とを含有してなる組成物であり、該直鎖状エチレン・α- オレフィン共重合体(A)は、(i)エチレン含量が50重量%以上100重量%未満の範囲にあり、(ii)密度が0.905〜0.935g/cm3 の範囲にあり、(iii) メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190°C、荷重2.16kg)が0.1〜3.0g/10分の範囲にあり、(iv)GPCによって測定した分子量分布(Mw/Mn)が1.5〜2.5の範囲にあり、(v)常温n- デカン抽出量が2.0重量%以下であり、該高密度ポリエチレン(B)は、(i)エチレン含量が50〜100重量%の範囲にあり、(ii)密度が0.945〜0.975g/cm3 の範囲にあり、(iii) メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190°C、荷重2.16kg)が0.5〜10.0g/10分の範囲にあり、(iv)GPCによって測定した分子量分布(Mw/Mn)が2.5〜5.0の範囲にあることを特徴とするフィルム用ポリエチレン樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 23/08 ,  C08J 5/18 CES ,  C08L 23:04 ,  C08L 23:06
FI (2件):
C08L 23/08 ,  C08J 5/18 CES
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • レトルト容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-001567   出願人:三井石油化学工業株式会社
  • エチレン系共重合体組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-088714   出願人:三井石油化学工業株式会社

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