特許
J-GLOBAL ID:200903018763503471

トルク減衰防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-106172
公開番号(公開出願番号):特開2000-304080
出願日: 2000年04月07日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 装置の取り付けのために利用可能なスペースが広く、耐疲労特性が良好なトルク再生防振装置を提供する。【解決手段】 エンジンの変位を制限する目的で車両のシャシにエンジンを連結するためのトルク再生防振装置であって、この装置は、環状のアーマチュア(11)の内部において変位の主方向(X)に突き出しているエラストマ製の2つのボス(15,20)間に簡単にはめ込まれる中央の第1のアーマチュア(9)を含む。エンジンが駆動力を出すときに圧縮されるボス(15)は他のボスよりも厚く、そして上記第1のアーマチュアは変位の主方向に対して垂直な方向に平坦である。
請求項(抜粋):
少なくとも第1の方向(X)沿うエンジン(1)の変位を制限するために、車両のシャシ(2)にエンジン(1)を連結するためのトルク減衰防振装置であって、該防振装置は、一方はエンジン(1)に、他方はシャシ(2)に、取り付けられる第1と第2の剛性のアーマチュア(9、11)であって、第2のアーマチュア(11)は、第1の方向(X)にある程度の遊びを有し、そして互いに垂直で、かつ前記第1の方向にも垂直である第2および第3の方向(Z、Y1)にもある程度の遊び有するように、第1のアーマチュア(9)を収容している中空の内部空間(12)を限定している、第1と第2の剛性のアーマチュア(9、11)と、エンジン(1)が駆動力を発生しているとき、該エンジン(1)が受ける変位に対応する第1の向き(4)に依存して、第1の方向(X)への前記第1および第2のアーマチュアの相対変位を制限するために、前記第2のアーマチュア(11)に密着しそして前記第1および第2のアーマチュア間に配置されているエラストマ製の制限体(15)であって、前記第2のアーマチュアの内部空間(12)において、第1の方向(X)にそって測定された第1のエラストマ厚さ(L1)を有する第1の制限体(15)と、そして前記第1の向きに逆向きの第2の向き(5)に依存して、そしてエンジン(1)が減速しているとき、該エンジン(1)が受ける変位に対応する第1の方向への第1および第2のアーマチュア(9、11)の相対変位を制限するために、第2のアーマチュア(11)に密着しそして前記第1および第2のアーマチュア(9、11)間に配置されているエラストマ製の制限体(16)であって、前記第2のアーマチュアの内部空間(12)において、第1の方向(X)にそって測定された第2のエラストマ厚さ(L2)を有するエラストマ製の第2の制限体(16)と有するトルク減衰防振装置において、第1のアーマチュア(9)は第2および第3の方向(Z、Y1)においてほぼ平坦な形状を表し、第1のアーマチュア(9)は、該第1のアーマチュア(9)と前記第1および第2の制限体(15、16)との間の接着をせずに、前記エラストマ製の第1および第2の制限体の間に簡単に挿入され、そして、第1のエラストマ厚さ(L1)は第2のエラストマ厚さ(L2)より大きい、ことを特徴とする、トルク減衰防振装置。
IPC (2件):
F16F 1/38 ,  F16F 15/08
FI (2件):
F16F 1/38 P ,  F16F 15/08 W
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • トレーリングアームの取り付け構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-267358   出願人:日産自動車株式会社, 日産車体株式会社
  • 特開昭52-139873
  • 特開昭52-139873
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