特許

J-GLOBAL ID：200903018794853756

土砂摩耗特性に優れた工具鋼

発明者： 清水 敬介 ,  辻井 信博 ,  舘 幸生
出願人/特許権者： 山陽特殊製鋼株式会社
代理人 (1件)： 椎名 彊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-011163
公開番号（公開出願番号）：特開2001-200341
出願日： 2000年01月20日
公開日（公表日）： 2001年07月24日
要約：

【要約】【課題】 炭化物粒径と残留オーステナイト量を適正化することにより高硬度(耐摩耗性)と高靱性を兼備えた冷間工具鋼により、超硬合金を用いないため安価で製造工程が少なく、割れ・欠けによる破損を抑制し、耐土砂摩耗性に優れた掘削工具用冷間工具鋼を提供すること。【解決手段】 重量%で、C:0.65〜1.40%、Si:2.0%以下、Mn:0.10〜2.0%、Cr:5.0〜12.0%、MoまたはWのいずれか1種または2種をMo当量(Mo+1/2W):0.5〜5.0、および/またはVまたはNbのいずれか1種または2種をV当量(V+1/2Nb):0.1〜2.5、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、M7 C3 型炭化物の粒径を5〜15μmで、マルテンサイト組織に一部残留オーステナイト組織を体積%で5〜20%残存させることにより、高硬度と高靱性を持つことを特徴とする土砂摩耗特性に優れた冷間工具鋼。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.65〜1.40%、Si:2.0%以下、Mn:0.10〜2.0%、Cr:5.0〜12.0%、MoまたはWのいずれか1種または2種をMo当量(Mo+1/2W):0.5〜5.0、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、M7 C3 型炭化物の粒径を5〜15μmで、マルテンサイト組織に一部残留オーステナイト組織を体積%で5〜20%残存させることにより、高硬度と高靱性を持つことを特徴とする土砂摩耗特性に優れた冷間工具鋼。

IPC (5件)：

C22C 38/00 302 ,  C21D 6/00 101 ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/26 ,  C22C 38/38

FI (5件)：

C22C 38/00 302 E ,  C21D 6/00 101 K ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/26 ,  C22C 38/38

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 冷間工具鋼の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-021302   出願人：山陽特殊製鋼株式会社
• 特開平3-111515