特許
J-GLOBAL ID:200903018795299485

オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-128142
公開番号(公開出願番号):特開2000-320650
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 1対のサポート軸受としてラジアルころ軸受9とラジアル玉軸受10とを使用し、これら両軸受9、10の寿命を同等にした場合でも、直径方向に関する小型化を十分に図れる構造を実現する。【解決手段】 上記ラジアル玉軸受10を、スリーブ8の内径が小さい側の端部である、嵌合孔部13の周囲部分に配置する。上記スリーブ8のうち、この嵌合孔部13の外径側部分では、直径方向の肉厚に余裕がある。この為、上記スリーブ8の外径を小さくした場合でも、このスリーブ8の肉厚が上記ラジアル玉軸受10を配置した部分で小さくならず、プーリ装置の直径方向に関する小型化を十分に図れる。
請求項(抜粋):
オルタネータの回転軸に外嵌固定自在なスリーブと、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置した従動プーリと、これらスリーブの外周面の軸方向中間部と従動プーリの内周面の軸方向中間部との間に設け、この従動プーリが上記スリーブに対し所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみこれら従動プーリとスリーブとの間での回転力の伝達を自在とする一方向クラッチと、この一方向クラッチを軸方向両側から挟む位置で上記スリーブの外周面と上記従動プーリの内周面との間に設け、この従動プーリに加わるラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブと従動プーリとの相対回転を自在とする1対のサポート軸受とを備え、これら1対のサポート軸受のうちの一方のサポート軸受をラジアルころ軸受とし、他方のサポート軸受をラジアル玉軸受としたオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に於いて、上記従動プーリの内周面を途中に段差のない単一筒面状に形成すると共に、上記ラジアル玉軸受を、上記一方向クラッチの軸方向両側部分のうちの一方の部分で、上記スリーブの中心部に設けた円孔部の内径若しくはこのスリーブの内径側部分に設けた1乃至複数個の孔部の外接円の直径が他の部分に比べて小さい部分に配置し、更に、上記スリーブの外周面に段差面を設ける事により、このスリーブの外周面のうち上記ラジアル玉軸受を配置した一方の側の外径を、同じく他方の側の外径よりも小さくした事を特徴とするオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
IPC (2件):
F16H 55/36 ,  F16D 41/06
FI (2件):
F16H 55/36 Z ,  F16D 41/06 Z
Fターム (5件):
3J031AC06 ,  3J031AC10 ,  3J031BA08 ,  3J031BA09 ,  3J031CA03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • プーリユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-183385   出願人:光洋精工株式会社

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