特許
J-GLOBAL ID:200903018835689630

自動的画像回復を可能とした画像通信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-118167
公開番号(公開出願番号):特開平7-099656
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 画像データのエラー発生を自動的に感知して回復させられるテレビ電話のような画像通信機を提供する。【構成】 テレビ電話では最初に1フレーム分の画像データを伝送するイントラモード(intra )で伝送をした後は動部分を抽出して送るインタモード(inter)で伝送する。これにバースト誤り等のエラーが発生した際、送受信エントロピー部16の復号でマクロブロックアドレス等の間隔が増加、すなわちヘッダコード長が長くなる。これを検出して受信データエラー検出部20から回復要求信号FUD-Rを出して制御部22に回復要求データ(BAS)を出させて多重化器36で多重化して送る。相手方では、逆多重化器38で逆多重化して得られた制御データに回復要求データが含まれていると、制御部22が回復要求応答信号FUD-ACKを出して受信データエラー検出部20にイントラモード信号ITを出力させ、イントラモードで画像データを伝送する。
請求項(抜粋):
被写体の画像を電気的な信号に変換して出力すると共に受信画像を表示する画像入出力手段を備えた画像通信機において、画像入出力手段から出力されるアナログ画像信号を制御信号に従って符号化して出力すると共に、符号化されて受信される画像データを制御信号に従って復号し、アナログ画像信号として画像入出力手段に出力する画像圧縮符号化手段と、画像圧縮符号化手段から出力される画像データを圧縮及び符号化して出力すると共に、受信される画像データを復号及び伸張して画像圧縮符号化手段に出力する送受信エントロピー手段と、入力される制御データと送受信エントロピー手段から出力される画像データとを多重化して伝送線路に出力すると共に、伝送線路から受信される多重化されたデータを逆多重化し、画像データを送受信エントロピー手段へ出力すると同時に制御データを抽出して出力する網インタフェース手段と、網インタフェース手段に接続されて送受信インタフェーシングを制御すると共に、回復要求信号に応答して回復要求データを制御データに含めて網インタフェース手段に提供し、前記抽出された制御データに回復要求データを確認した場合に回復要求応答信号を出力する制御手段と、送受信エントロピー手段で復号されるデータのヘッダコードを検査し、そのヘッダコード長が前フレームの平均長に予想されるしきい値長を加えた時間を超過する際に回復要求信号を制御手段に提供し、また制御手段から出力される回復要求応答信号に応じて画像圧縮符号化手段の動作をイントラモードにセットする受信データエラー検出手段と、を備えたことを特徴とする画像通信機。
IPC (3件):
H04N 7/30 ,  H04M 11/06 ,  H04N 7/14
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特開平1-264085
  • 画像復号化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-273973   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平4-318790
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審査官引用 (2件)
  • 特開平1-264085
  • 特開平1-264085

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