特許
J-GLOBAL ID:200903018846165152

液化天然ガス冷熱利用発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004663
公開番号(公開出願番号):特開2000-204909
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 LNG冷熱発電の効率を高める。【解決手段】 LNG冷熱発電に蒸気噴射再生式ガスタービン装置1を組合わせる。ガスタービン4の排ガスは、排熱回収装置10の空気過熱器11で燃焼空気を過熱し、ボイラ12で燃焼空気に混合する水蒸気を発生させ、高圧天然ガス過熱器15および低圧天然ガス過熱器16で天然ガスの過熱を行い、LNG気化器14でLNGの昇温と気化とを行い、さらにフレオン気化器13で常温まで冷却され、投入した水蒸気よりも多量に水分を回収することもできる。LNGの冷熱は、LNG主熱交換器19でランキンサイクル5の混合フロン冷媒に移行し、空気冷却器6で空気圧縮機2の吸気を冷却して動力を削減することができる。
請求項(抜粋):
ガス燃料の燃焼ガスで回転駆動されるガスタービンと、ガスタービンの回転出力によって駆動され、ガス燃料の燃焼用空気を圧縮する空気圧縮機と、ガスタービンからの排ガスの有する排熱を回収して、空気圧縮機で圧縮されたガス燃料の燃焼用空気を過熱し、燃焼用空気に混合させる水蒸気を発生させ、液化天然ガスを昇温して気化させ、さらに過熱する排熱回収装置と、液化天然ガスの冷熱を利用して凝縮を行う混合フロン冷媒が循環するランキンサイクルと、排熱回収装置で昇温および気化を行うために供給される液化天然ガスと、ランキンサイクルを循環する混合フロン冷媒とが熱交換する熱交換器と、熱交換器に導入される混合フロンによって回転駆動されるフロン膨張タービンと、排熱回収装置で過熱された天然ガスで回転駆動される天然ガス膨張タービンと、ガスタービンおよび各膨張タービンの回転出力で駆動される発電機と、熱交換器で冷却されたランキンサイクルの混合フロン冷媒によって、空気圧縮機に吸入される空気を冷却する空気冷却器とを含み、ランキンサイクルでは、混合フロン冷媒を空気冷却器のあとで排熱回収装置に導き、排ガスを冷却させてからフロン膨張タービンに導くことを特徴とする液化天然ガス冷熱利用発電装置。
IPC (2件):
F01K 25/10 ,  F01K 23/10
FI (2件):
F01K 25/10 U ,  F01K 23/10 X
Fターム (4件):
3G081BA12 ,  3G081BA20 ,  3G081DA21 ,  3G081DA30
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭55-148907
  • 特開昭55-148907
  • 特開昭63-134818
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