特許
J-GLOBAL ID:200903018857112573

閉回路熱媒体冷却式ガスタービン用高温計取付具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-180657
公開番号(公開出願番号):特開2001-090504
出願日: 2000年06月16日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 蒸気漏れを生ずることなく蒸気冷却されるノズルを貫通して見通せる高温計の照準ライン。【解決手段】 蒸気冷却第2段ノズルセグメントは、ノズルを介して内側バンドおよび内カバーに流入しノズルを介して還流する冷却蒸気を受入れるためのプレナムを、それらの間に画定する外側バンドおよび外カバー備えている。このノズル段の前の段のバケット温度を測定するために、高温計ボスは、外側バンドを貫通する開口に電子ビーム溶接され、外カバー板にティグ溶接されている。ボスに孔を機械加工し、また直線状に延びるチューブをボスに着座させることにより、タービンフレームに取付けられた高温計とバケット間の照準ラインが得られ、それによってバケットの温度が確認される。外側バンドおよび外カバーに対するボスの溶接は、プレナムを通る蒸気の流れを漏れなく可能にし、同時にバケット温度を測定するために外カバーおよび外側バンドを貫通する照準ラインを提供する。
請求項(抜粋):
それらの間に延在する少なくとも1つのノズルベーンを備えた内側バンド及び外側バンドを有し、前記内外バンドおよび前記ベーンがタービンの高温ガス通路内に位置するようになっているノズル段セグメント、および前記外側バンドから間隔をおいて前記外側バンドの前記ベーンから離れる側に横たわり、前記外側バンドと共に熱媒体を受入れるプレナムを画定しているカバー、を含み前記外側バンドおよび前記カバーは、それらを貫通し互いに整合した開口を有しており、さらに前記整合した開口内に配設され、貫通孔を有する高温計ボスを含んでおり、前記ボスは、該ボスのまわりの冷却媒体の漏れを生じることなく、前記プレナム内の冷却媒体をシールするために、前記外側バンド及び前記カバーの両方に溶接されていることを特徴とする、閉回路熱媒体冷却式ガスタービン用の高温計取付具およびノズル段組立体。
IPC (2件):
F01D 9/02 ,  F02C 7/00
FI (2件):
F01D 9/02 ,  F02C 7/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件)

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