特許
J-GLOBAL ID:200903018864922556
垂直磁気記録媒体およびこれを用いた磁気記録装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-265445
公開番号(公開出願番号):特開平11-102510
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 従来技術による媒体構造の改良により媒体ノイズの低減が促進されたが、垂直磁気記録における媒体ノイズの起源であるところの、磁化方向と逆向きに形成される逆磁区およびこれに伴う不規則磁区の低減効果は得られていない。【解決手段】 本発明は、基板上に垂直磁気異方性の異なる少なくとも2層以上の磁性膜を形成し、前記磁性膜において基板面から遠い側の第2の磁性膜の垂直磁気異方性を基板面に近い側の第1の磁性膜の垂直磁気異方性に比べて等しいか大きくし、基板面に近い側の第1の磁性膜の磁気的孤立性を向上させる、いわゆる各々の磁性膜に役割分担を付与する。【効果】 媒体ノイズの原因となる記録磁区の磁化遷移の揺らぎ構造が小さく、かつ不規則磁区構造の無い、再生信号の高S/N特性を有する超高面記録密度の磁気記録に好適な磁気記録媒体および磁気記録装置を提供できる。
請求項(抜粋):
基板上に形成した磁性膜の磁化容易軸が基板面に垂直方向に配向した磁気記録媒体であって、該磁性膜が少なくとも2層以上の磁性膜で構成されており、該磁性膜の膜面垂直方向の磁気異方性定数が異なる磁性膜で構成されており、基板面に近い側の磁性膜の垂直磁気異方性定数Kuaに比べて基板から遠い側の磁性膜の垂直磁気異方性定数Kubが等しいか大きいことを特徴とする垂直磁気記録媒体。
引用特許:
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