特許
J-GLOBAL ID:200903018893347498

可変容量型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-080501
公開番号(公開出願番号):特開平10-274152
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 最小傾角位置にあるカムプレートと傾角減少バネにおいてカムプレート側のバネ端部との位置関係を、予め設定された状態に維持することが可能な可変容量型圧縮機を提供すること。【解決手段】 傾角減少バネ27は、斜板23を最小傾角位置に向けて付勢する。同傾角減少バネ27は駆動軸16に形成されたバネ座部68に圧入固定されており、同駆動軸16との相対回動は不能となっている。従って、最小傾角位置にある斜板23の交線Kと傾角減少バネ27のバネ端部27bとの駆動軸16周りでの位置関係を、予め設定された状態に維持できる。
請求項(抜粋):
ハウジングに形成されたシリンダボアにはピストンが収容され、ハウジングには駆動軸が回転可能に保持され、同駆動軸上には回転支持体が固定され、同じく駆動軸上にはカムプレートが同駆動軸の軸線方向へスライド移動可能でかつ傾動可能に支持されるとともに、同カムプレートにはピストンが連結され、回転支持体とカムプレートとの間にはヒンジ機構が介在され、カムプレートは、回転支持体及びヒンジ機構を介して駆動軸と一体回転可能であるとともに、ヒンジ機構の案内により、自身の傾角を最大とする最大傾角位置と傾角を最小とする最小傾角位置との間で駆動軸上を傾動しつつスライド移動され、同カムプレートの最小傾角位置は、最小傾角位置規定手段との当接により規定される構成の可変容量型圧縮機において、前記回転支持体とカムプレートとの間において駆動軸には、同カムプレートを最小傾角位置に向けて付勢するコイルスプリングよりなる傾角減少バネが巻装され、同傾角減少バネと回転支持体或いは駆動軸との間には、同傾角減少バネが駆動軸と相対回動するのを規制する回動規制手段が介在され、同回動規制手段により、最小傾角位置にあるカムプレートと傾角減少バネにおいてカムプレート側のバネ端部との位置関係を、予め設定された状態に維持するようにした可変容量型圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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