特許
J-GLOBAL ID:200903018903057230

演算装置の演算方法、記憶媒体及び演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-078362
公開番号(公開出願番号):特開平10-232765
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 順序依存性のある判断の系列構造を並列処理可能な不確定符号2分木に変換する手法・概念を導入して、より簡潔な構成でより高速な演算処理が可能な演算装置の演算方法、記憶媒体及び演算装置を提供することを目的とする。【解決手段】 順序依存性のある判断の系列構造を、依存入出力を持たない判断ノードを葉とし、上位優先決定ノードを葉以外の他のノードとする2分木構造に変換する場合に、依存入出力を持つ判断ノードを、内包判断ノードと不確定符号発生ノードとを具備した依存入出力を持たない判断ノードに置き換える。
請求項(抜粋):
順序依存性のある判断の系列を含む問題を、依存入出力を持たない判断処理を葉(leaf)とし、上位優先決定処理を前記葉以外の他のノードとする2分木(binary tree )でモデル化して解く演算装置の演算方法であって、前記依存入出力を持たない判断処理は、前記判断に対応して、R進数または論理値情報の数量である単数または複数のデータ入力に基づいて、前記データ入力が有効になった時点で所定の判断を実行し、仮の結論として”確定できない”旨の不確定符号”Q”と数量とを一元化した形式の符号を出力し、前記上位優先決定処理は、前記判断の系列に対応する2つの依存入出力を持たない判断処理の仮の結論または前段における2つの上位優先決定処理の仮の結論を入力とし、上位の依存入出力を持たない判断処理の仮の結論または上位にある上位優先決定処理の仮の結論が不確定符号”Q”でない場合には該上位の依存入出力を持たない判断処理の仮の結論または上位にある上位優先決定処理の仮の結論を仮の結論とし、上位の依存入出力を持たない判断処理の仮の結論または上位にある上位優先決定処理の仮の結論が不確定符号”Q”である場合には下位の依存入出力を持たない判断処理の仮の結論または下位にある上位優先決定処理の仮の結論を仮の結論として出力し、前記2分木の葉となる全判断処理、並びに、前記2分木において同じ深さにある全上位優先決定処理を、それぞれ並列に処理し、前記2分木の根(root)となる上位優先決定処理の仮の結論を前記問題の結論とする演算装置の演算方法。
IPC (4件):
G06F 7/50 ,  G06F 7/00 ,  G06F 7/02 ,  G06F 9/38 370
FI (4件):
G06F 7/50 G ,  G06F 7/02 G ,  G06F 9/38 370 X ,  G06F 7/00 101 G
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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