特許
J-GLOBAL ID:200903019002463480

ニトリラーゼ突然変異体を使用した3-ヒドロキシカルボン酸の生成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-527960
公開番号(公開出願番号):特表2008-509708
出願日: 2005年08月16日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
本発明は、3-ヒドロキシニトリルを3-ヒドロキシカルボン酸に転換する改善されたニトリラーゼ活性を有するニトリラーゼ突然変異体に関する。より具体的には変異性PCRおよび部位特異的変異誘発を使用してアシドボラックス・ファシリス(Acidovorax facilis)72W(ATCC 55746)ニトリラーゼ遺伝子を突然変異させ、3-ヒドロキシニトリル(例えば3-ヒドロキシブチロニトリルまたは3-ヒドロキシバレロニトリル)を対応する3-ヒドロキシカルボン酸に転換するための改善されたニトリラーゼ活性を有するニトリラーゼ酵素が作り出される。改善された突然変異体を使用して、3-ヒドロキシカルボン酸を生成する方法もまた提供される。
請求項(抜粋):
配列番号4のアミノ酸配列で表される酵素的に活性なポリペプチドをコード化している単離された核酸分子であって、 該単離された核酸分子は、配列番号4の少なくとも1つのアミノ酸の置換をもたらす少なくとも1つの突然変異をさらに含み、該置換は、 a)210位におけるアラニン、イソロイシン、またはシステインでの置換、 b)65位におけるシステインでの置換、 c)168位におけるリジン、バリンまたはロイシンでの置換、および d)174位におけるイソロイシンでの置換 からなる群から選択され、 該単離された核酸分子は、3-ヒドロキシバレロニトリルを3-ヒドロキシ吉草酸に転換する際に、同一反応条件下でのアシドボラックス・ファシリス(Acidovorax facilis)72W(ATCC 55746)ニトリラーゼの活性よりも少なくとも1.8倍高いニトリラーゼ活性を有するポリペプチドをコード化していることを特徴とする単離された核酸分子。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C12P 7/42 ,  C12N 1/21
FI (3件):
C12N15/00 A ,  C12P7/42 ,  C12N1/21
Fターム (21件):
4B024AA03 ,  4B024BA11 ,  4B024BA80 ,  4B024CA02 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA25 ,  4B024HA06 ,  4B064AD32 ,  4B064CA21 ,  4B064CC24 ,  4B064CD12 ,  4B064DA20 ,  4B065AA01Y ,  4B065AA26X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065BA16 ,  4B065CA10 ,  4B065CA60
引用特許:
出願人引用 (13件)
  • 特公昭59-053838 B4号公報
  • 米国特許第5,605,793号明細書
  • 米国特許第5,811,238号明細書
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審査官引用 (1件)

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