特許
J-GLOBAL ID:200903019025514600

経路決定方法および経路設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 古谷 史旺 ,  森 俊秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-189796
公開番号(公開出願番号):特開2006-014032
出願日: 2004年06月28日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】ネットワーク機器において障害が発生する危険性を考慮しつつ経路決定を行う。【解決手段】IPネットワークを構成する各IP機器が、送信元のノードと宛先のノードとを結ぶ経路を設定する経路決定方法において、各IP機器は、定期的に、自身に関する障害発生にかかわるリスク指標を求めて指標を更新し、隣接するIP機器までの経路について障害発生のリスクを含んだコスト値を算出し、算出されたコスト値を含む経路情報を対応する隣接するIP機器に通知し、隣接するIP機器から通知された経路情報に含まれるコスト値をルーティングテーブルに反映し、隣接するIP機器から通知された経路情報に基づいて、隣接するIP機器からのパケットを他の隣接IP機器に中継する場合のコスト値を算出し、この中継コスト値を含む経路情報を他の隣接IP機器に通知し、ルーティング処理を実行する際に、コスト値が反映されたルーティングテーブルに基づいて、最小のコスト値に対応する経路を設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
IPネットワークを構成する各IP機器が、それぞれ隣接するIP機器との間の経路に関する経路情報を保持しているルーティングテーブルに基づいて、隣接するIP機器のいずれかを経由する経路を設定することにより、送信元のノードと宛先のノードとを結ぶ経路を設定する経路決定方法において、 前記各IP機器は、 定期的に、自身の稼動継続時間に基づいて、自身に関する障害発生にかかわるリスクの大きさを示すリスク指標を求めて前記指標を更新し、 前記リスク指標を更新するごとに、隣接するIP機器までの距離と前記リスク指標とに基づいて、障害発生のリスクを含んだコスト値をそれぞれ算出し、 前記算出されたコスト値を含む経路情報を隣接するIP機器に通知し、 前記隣接するIP機器から通知された経路情報に含まれるコスト値に自身にかかわるコスト値を加算することにより、前記隣接するIP機器から受け取ったパケットを他の隣接IP機器に中継する場合のコスト値を算出し、 前記他の隣接IP機器に中継する場合のコスト値を含む経路情報を前記他の隣接IP機器に通知し、 前記隣接するIP機器から経路情報の通知を受けたときに、通知された経路情報に含まれるコスト値をルーティングテーブルに反映し、 ルーティング処理を実行する際に、前記コスト値が反映されたルーティングテーブルに基づいて、最小のコスト値に対応する経路を設定する ことを特徴とする経路決定方法。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L12/56 100Z
Fターム (6件):
5K030GA12 ,  5K030GA19 ,  5K030HA08 ,  5K030HB08 ,  5K030HD03 ,  5K030LB05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-22948号公報
  • 経路制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-050395   出願人:日本電信電話株式会社

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