抗癌剤に不応な腫瘍の治療及び化学感作のためのCK2阻害剤の使用

発明者： , , , , , , , , , , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (9件)：特許業務法人浅村特許事務所 , 浅村皓 , 浅村肇 , 池田幸弘 , 長沼暉夫 , 梶原斎子 , 新村守男 , 金森久司 , 長瀬裕子
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-556646
公開番号（公開出願番号）：特表2009-528306
出願日： 2007年02月28日
公開日（公表日）： 2009年08月06日
要約：

本発明は、カゼインキナーゼ2リン酸化阻害剤(p15と称する)と、癌化学療法において用いられる細胞増殖抑制剤とを含む薬剤の組合せであって、同時、個別、又は逐次に投与される併用法に関する。好ましい細胞増殖抑制剤は、白金、タキサン、ツルニチニチソウ属アルカロイド、5-フルオロウラシル、ドキソルビシン、シクロホスファミド、エトポシド、マイトマイシンC、イマチニブ、イレッサ、及びベルケイド(ボルテゾミブ)である。ペプチドp15と抗癌化合物との間の相乗効果とは、該併用法における各細胞増殖抑制剤の有効濃度が、単剤での細胞増殖抑制剤に対応する有効濃度よりも1〜2桁低いことを意味する。結果として、本発明に記載の組合せは、抗癌細胞増殖抑制剤について報告される毒性よりもはるかに低い毒性を有し、このことが、癌治療におけるその使用の重要な利点となる。さらに、逐次的に投与すると、該組合せは、言及した細胞増殖抑制剤に対して不応な腫瘍の、ペプチドp15の前投与による化学感作をもたらす。

請求項（抜粋）：

適切な賦形剤と混合して、薬剤として許容できる細胞増殖抑制剤とともに、CK2リン酸化阻害剤を含む、同時、個別、又は逐次投与するための薬剤の組合せ。

IPC (15件)：

A61K 45/06 , A61P 43/00 , A61K 38/00 , A61K 33/24 , A61K 31/337 , A61K 36/24 , A61K 31/475 , A61K 31/513 , A61K 31/702 , A61K 31/675 , A61K 31/407 , A61K 31/537 , A61K 31/506 , A61P 35/00 , A61K 31/282

FI (16件)：

A61K45/06 , A61P43/00 121 , A61P43/00 111 , A61K37/02 , A61K33/24 , A61K31/337 , A61K35/78 P , A61K31/475 , A61K31/513 , A61K31/7028 , A61K31/675 , A61K31/407 , A61K31/5377 , A61K31/506 , A61P35/00 , A61K31/282

Fターム (41件)：

4C084AA02 , 4C084AA19 , 4C084AA20 , 4C084BA01 , 4C084BA08 , 4C084BA18 , 4C084BA23 , 4C084BA44 , 4C084CA62 , 4C084NA14 , 4C084ZB262 , 4C084ZC422 , 4C084ZC752 , 4C086AA01 , 4C086AA02 , 4C086BA02 , 4C086BC43 , 4C086BC50 , 4C086BC73 , 4C086CB02 , 4C086CB05 , 4C086EA10 , 4C086GA07 , 4C086GA08 , 4C086GA09 , 4C086HA12 , 4C086MA02 , 4C086MA04 , 4C086NA14 , 4C086ZB26 , 4C086ZC75 , 4C088AB31 , 4C088NA14 , 4C088ZB26 , 4C088ZC75 , 4C206AA01 , 4C206AA02 , 4C206JB16 , 4C206NA14 , 4C206ZB26 , 4C206ZC75

引用特許：

審査官引用 (1件)

ヒトパピローマウイルス(HPV)に関連するガンおよびその他の上皮腫瘍の治療用ペプチド
公報種別：公表公報出願番号：特願2003-554718 出願人：セントロデインヘニエリアヘネティカイビオテクノロヒア

引用文献：

審査官引用 (7件)

Cancer Research, 2004, Vol.64, No.19, p.7127-7129
メルクマニュアル第17版日本語版, 1999, p.985-990
Drug Delivery System, 200601, 第21巻,第1号, p.18-23

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