特許
J-GLOBAL ID:200903019120323561

新規なダンベル型ベクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 滝田 清暉 ,  下田 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-231869
公開番号(公開出願番号):特開2004-065173
出願日: 2002年08月08日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】発現効率を向上させたダンベル型非ウィルスベクターを提供する。【解決手段】環状のプラスミドDNAを直線化し、その両端を熱的・熱力学的に安定なループを形成するオリゴヌクレオチドでキャッピングした。熱的・熱力学的に安定なループは、エキソヌクレアーゼ(分解酵素)に対する抵抗性を示し、分解されずに核に到達したDNAが遺伝子を発現する。本発明は、一般式A-R-B(式中、A及びBは、それぞれ同じであっても異なってもよく、塩基配列gaa又はgnaa(nはa、g、c又はtを表す。)を含む塩基数が6以下の単鎖オリゴヌクレオチドから成るループ及び塩基対数が4〜20の2本鎖直鎖DNAから成り、Rは塩基対数が1〜10kbの2本鎖直鎖DNAであって、プロモーター、外来遺伝子及びポリA付加シグナルを含む。)で表されるベクターである。環状DNAに比較して5〜10倍高い発現効率(転写効率)を示す。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
一般式A-R-B(式中、A及びBは、それぞれ同じであっても異なってもよく、塩基配列gaa又はgnaa(nはa、g、c又はtを表す。)を含む塩基数が6以下の単鎖オリゴヌクレオチドから成るループ及び塩基対数が4〜20の2本鎖直鎖DNAから成り、Rは塩基対数が1〜10kbの2本鎖直鎖DNAであって、プロモーター、外来遺伝子及びポリA付加シグナルを含む。)で表されるベクター。
IPC (5件):
C12N15/09 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/10
FI (5件):
C12N15/00 A ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 A
Fターム (13件):
4B024AA01 ,  4B024CA01 ,  4B024DA02 ,  4B024EA10 ,  4B024FA02 ,  4B024FA20 ,  4B024GA11 ,  4B024GA30 ,  4B024HA17 ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065CA44
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 薬剤学, 20020305, Vol.62, Suppl., 148
  • Mol. Ther., 2001, Vol.3, 5 Pt 1, 793-800

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