特許
J-GLOBAL ID:200903019128466493

救急絆創膏用フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-297931
公開番号(公開出願番号):特開平7-148240
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 絆創膏としたときに、柔軟で伸縮性を有し、しかも伸張時の応力緩和が速く、患部を圧迫せず、風合いのよい、従来の可塑化PVCフィルムの代替となる救急絆創膏用フィルムを提供すること。【構成】 少なくともポリオレフィン系樹脂層と、オレフィン系熱可塑性エラストマー層および/またはスチレン系熱可塑性エラストマーとが積層された救急絆創膏用フィルム。このポリオレフィン系樹脂層は、以下の(A)、(B)および(C)の三相を含有する。(A)ホモポリプロピレン(Aa)および所定のランダムポリプロピレン(Ab)からなる群から選択される少なくとも一種を含有する海相、(B)エチレン-プロピレン共重合体およびエチレン-α-オレフィン共重合体からなる群から選択される少なくとも一種(Ba)を含有する島相、(C)エチレン-プロピレン共重合体およびエチレン-α-オレフィン共重合体からなる群から選択される少なくとも一種(Ca)を含有し、上記(A)相と相互に貫入する構造を有する貫入相。
請求項(抜粋):
少なくともポリオレフィン系樹脂層と、オレフィン系熱可塑性エラストマー層および/またはスチレン系熱可塑性エラストマー層とが積層された救急絆創膏用フィルムであって、該ポリオレフィン系樹脂層が、以下の(A)、(B)および(C)の三相を含有することを特徴とする救急絆創膏用フィルム:(A)ホモポリプロピレン(Aa)およびエチレン成分を7重量%未満含有するランダムポリプロピレン(Ab)からなる群から選択される少なくとも一種を含有する海相であって、該(Aa)および該(Ab)の重量平均分子量がいずれも50,000〜900,000である海相;(B)エチレン-プロピレン共重合体およびエチレン-α-オレフィン共重合体からなる群から選択される少なくとも一種(Ba)を含有する島相であって、該(Ba)の重量平均分子量が70,000〜750,000である島相;(C)エチレン-プロピレン共重合体およびエチレン-α-オレフィン共重合体からなる群から選択される少なくとも一種(Ca)を含有し、該(A)相と相互に貫入する構造を有する貫入相であって、該(Ca)の重量平均分子量が70,000〜750,000である貫入相。
IPC (2件):
A61L 15/16 ,  A61F 13/02 310
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 救急絆創膏用フィルム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-224842   出願人:積水化学工業株式会社
  • 特開平3-047884
  • 特開平4-153203

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