特許
J-GLOBAL ID:200903019162255299

ホウ化物微粒子の製造方法、ホウ化物微粒子および日射遮蔽体形成用分散液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 阿仁屋 節雄 ,  油井 透 ,  清野 仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-165541
公開番号(公開出願番号):特開2005-001918
出願日: 2003年06月10日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】日射遮蔽材に適した粒子径を有するホウ化物微粒子を、低コストで製造する製造方法、および当該製造方法にて製造されたホウ化物微粒子を提供し、さらには、当該ホウ化物微粒子を用いた日射遮蔽体形成用分散液を提供する。【解決手段】X化合物溶液11としてLa(NO3)36H2O水溶液を攪拌52しながら、アルカリ溶液12としてNH4OH溶液を滴下して沈殿13を生成させ、この沈殿を洗浄53・乾燥54してXの水酸化物14であるLa水酸化物とし、ここへ、ホウ素を含む化合物16としてB2O3とカーボンブラック17とを添加して均一混合物とした後に、1500°C未満の温度で焼処理57し、さらに解砕58して、日射遮蔽に適したホウ化物微粒子19を得た。得られたホウ化物微粒子19へ、溶媒20を混合し分散59させて日射遮蔽体形成用分散液21を調製した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一般式XBm(但し、Xは、アルカリ土類元素、またはジルコニウム(Zr)、またはイットリウム(Y)を含む希土類元素から選ばれた金属元素)で表されるホウ化物微粒子の製造方法であって、 前記Xを含む化合物の溶液と、アルカリ溶液とを攪拌しながら反応させて沈殿物を得る工程と、 前記沈殿物を乾燥して、前記Xの水酸化物粒子および/または水和物粒子を得る工程と、 前記Xの水酸化物粒子および/または水和物粒子と、ホウ素(B)を含む化合物と、炭素(C)とを混合し、前記Xの水酸化物粒子および/または水和物粒子と、ホウ素(B)を含む化合物と、炭素(C)との混合物を得る工程と、 前記混合物を、真空または不活性ガス雰囲気下において1500°C未満で熱処理して、前記一般式XBmで表されるホウ化物微粒子を得る工程と、を具備することを特徴とするホウ化物微粒子の製造方法。
IPC (2件):
C01B35/18 ,  C09K3/00
FI (2件):
C01B35/18 ,  C09K3/00 105
引用特許:
審査官引用 (7件)
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