特許
J-GLOBAL ID:200903019193772976

化学構造の類似度を算出し化合物の安全性を評価する方法及びこれを用いた医薬品安全性情報システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-348393
公開番号(公開出願番号):特開2007-153767
出願日: 2005年12月01日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】容易に医薬品の催奇形性を含む医薬品の安全性に関する情報が、文書情報に限定されず、化学物質の化学構造情報を相互に関連づけることによってユーザーの情報提供と収集を機能させる化学構造の類似度を定量的に評価するためのアルゴリズムの提供。【解決手段】催奇形性既知の医薬品分子Xと催奇形性未知の一般化学物質分子Yの結合行列をそれぞれ作成するステップと、原子コード配列及び隣接原子情報配列の比較ステップと、分子Y中の原子の番号の入れ替えをするステップと、最初に戻って再処理するステップとから構成されることにより、分子Yと予めDB中に格納されている全ての分子Xについて類似度算出を行い、類似度の高い順に分子Yに関する医薬品安全性評価をスコア化して提供する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
化学構造の類似度を算出する方法であって、予め医薬品安全性情報データベースに登録されている催奇形性が既知の医薬品分子Xと、検索対象として入力する催奇形性が未知の一般化学物質分子Yとの化学構造の類似度を定量的に算出するアルゴリズムが、予め前記分子Xを構成する水素原子以外の全ての原子を骨格原子と置換基原子に分けて知識データベースシステム(以下、「DB」という。)に格納されており、且つその分子構造が構成原子の原子番号、座標及び結合原子間情報としてコンピュータ上に与えられていることを前提として、次の4つの処理ステップ、 (処理1)分子Xと分子Yの結合行列をそれぞれ作成するステップと、 (処理2)原子コード配列及び隣接原子情報配列の比較ステップと、 (処理3)分子Y中の原子の番号の入れ替えをするステップと、 (処理4)処理1に戻って再処理するステップと、 から構成されることにより、前記分子Yと予めDB中に格納されている全ての分子Xについて類似度算出を行い、類似度の高い順に前記分子Yに関する医薬品安全性評価をスコア化して提供することを特徴とする化学構造の類似度を算出し,化合物の安全性を評価する方法。
IPC (6件):
C40B 30/02 ,  G06Q 50/00 ,  G06F 17/30 ,  G01N 33/15 ,  G06F 19/00 ,  C40B 50/02
FI (6件):
C40B30/02 ,  G06F17/60 126N ,  G06F17/30 170F ,  G01N33/15 Z ,  G06F19/00 600 ,  C40B50/02
Fターム (5件):
5B075ND02 ,  5B075ND40 ,  5B075PR06 ,  5B075QM08 ,  5B075UU18
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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