特許
J-GLOBAL ID:200903019207710405

微粉末粉砕用攪拌ミル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-095015
公開番号(公開出願番号):特開平7-299375
出願日: 1994年05月09日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 攪拌ミル4は、円筒状の容器2と、回転自在に配置され周面に攪拌部材4aを設けた中空の攪拌軸4とを備える。容器のスラリー出口7に隣接する中空の攪拌軸4の端部には、媒体循環用入口12が、スラリー入口6に隣接する中空の攪拌軸の端部には媒体循環用出口13がそれぞれ形成される。スラリー出口を囲んでスクリーン8が設けられ、容器内面と攪拌軸の外面との間に形成される粉砕室11に充填された粉砕媒体15が、ポンプ手段により容器の軸方向に移動し攪拌軸の媒体循環用入口から攪拌軸内に入り媒体循環用出口から粉砕室内に入る循環径路により容器内で循環する。媒体循環用出口の周方向縁面は、粉砕媒体を半径方向外向きに加速するように傾斜しており、ポンプ手段を構成し、粉砕媒体は高速で循環する。【効果】 粉砕媒体が粉砕室の出口近傍に集中せず、圧力損失を減少し、かつ粉砕室を有効に使用して粉砕できる。
請求項(抜粋):
円筒状の容器と、前記容器内に同軸かつ回転自在に配置され周面に攪拌部材を設けた中空の攪拌軸とを備え、前記容器には、軸方向一端部に隣接してスラリー入口が、他端部に隣接してスラリー出口がそれぞれ形成されており、前記容器の前記スラリー出口に隣接する前記中空の攪拌軸の端部には媒体循環用入口が、前記スラリー入口に隣接する前記中空の攪拌軸の端部には媒体循環用出口がそれぞれ形成され、前記スラリー出口を囲んでスクリーンが設けられ、前記容器内面と前記攪拌軸の外面との間に形成される粉砕室に充填された粉砕媒体は前記スラリーの循環圧力により前記容器の軸方向に移動し前記攪拌軸の媒体循環用入口から前記攪拌軸内に入り前記攪拌軸の媒体循環用出口から前記粉砕室内に入る循環径路により前記容器内で循環するようになった攪拌ミルにおいて、前記攪拌軸には、前記媒体循環用出口に近接して該攪拌軸の回転に伴い前記攪拌軸内の媒体を前記容器内での軸方向循環運動させるためのポンプ作用を果たすポンプ手段が設けて、スラリーを前記媒体に同伴して流れさせるようにしたことを特徴とする攪拌ミル。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平3-503025
  • メジア循環攪拌ミル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-033004   出願人:三菱重工業株式会社

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