特許
J-GLOBAL ID:200903019233295270

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-223821
公開番号(公開出願番号):特開2001-052310
出願日: 1999年08月06日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 従来における薄膜磁気ヘッドでは、狭トラック化を実現できても、磁路長を短くしてインダクタンスのより適切な低減を図ることができなかった。【解決手段】 第1層目となるコイル層17を、トラック幅規制部14の後方であって、前記トラック幅規制部14と上部コア層16との接合面を基準平面Aとしたときに、前記基準平面Aと同一面上に前記コイル層17の上面17bを位置せしめることで、コイル層を2層構造にして、コイル層17の幅を小さくできると同時に、下部コア層10上から第2のコイル層23を覆う第2コイル絶縁層24までの高さを小さくできる。また本発明ではコイル層17の厚さを大きくできるから、よりコイル層17の幅寸法T4を小さくできる。よって本発明では、短磁路化を図り、インダクタンスを低減させることができる。
請求項(抜粋):
下部コア層と、上部コア層と、記録媒体との対向面で前記下部コア層と上部コア層との間に位置し且つトラック幅方向の寸法が規制されたトラック幅規制部とを有し、前記トラック幅規制部は、下部コア層と連続する下部磁極層と上部コア層と連続する上部磁極層との少なくとも一方と、前記各磁性層の間またはいずれか一方の前記コア層と前記いずれかの磁極層とを磁気的に絶縁するギャップ層とを有し、前記トラック幅規制部と上部コア層との接合面を基準平面としたときに、前記下部コア層と上部コア層に記録磁界を誘導するコイル層が、前記トラック幅規制部のハイト方向の後方に位置し、且つ前記コイル層の上面が前記基準平面と同一面上に位置し、前記コイル層を構成する各導体部のピッチ間が、下部コイル絶縁層によって埋められ、さらに前記コイル層上には上部コイル絶縁層が形成されており、前記上部コア層は、トラック幅規制部上から前記上部コイル絶縁層上にかけて形成され、さらに前記上部コア層の基端部が下部コア層上に磁気的に接続されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
FI (2件):
G11B 5/31 D ,  G11B 5/31 F
Fターム (7件):
5D033BA08 ,  5D033BA13 ,  5D033BA36 ,  5D033BA41 ,  5D033DA01 ,  5D033DA04 ,  5D033DA07
引用特許:
審査官引用 (7件)
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