特許
J-GLOBAL ID:200903019243658894

一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195488
公開番号(公開出願番号):特開平11-043722
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 コスト削減が要求される汎用の一方向性電磁鋼板の製造において、スラブ加熱温度が普通鋼並みに低く、かつ、磁気特性を良好に保った一方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。【解決手段】 脱炭焼鈍後の板の板厚1/5層域における集合組織を、下記の条件を満たすように制御する。記集合組織の最大ピーク方位が、Bunge のオイラー角表示法でφ1 =90°、Φ:58 〜62°又は-58〜-62°、φ2 =45°の範囲内に存在し、かつ、{1241}〈014〉方位のランダム強度比が3.0 以上。
請求項(抜粋):
C:0.02〜0.07wt%、Si:2.0 〜4.5 wt%、Mn:0.03〜2.5wt%、Al:0.005 〜0.030 wt%及びN:0.003 〜0.010 wt%を含有するけい素鋼スラブを1260°C以下の温度に加熱後、熱間圧延し、次いで熱延板焼鈍を施した後、一回又は中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延により最終板厚とし、更に、脱炭焼鈍、次いで焼鈍分離剤を塗布してから仕上焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍後の板の板厚1/5層域における集合組織を、下記の条件を満たす組織にすることを特徴とする一方向性電磁鋼板の製造方法。記集合組織の最大ピーク方位が、Bunge のオイラー角表示法でφ1 =90°、Φ:58 〜62°又は-58〜-62°、φ2 =45°の範囲内に存在し、かつ、{1241}〈014〉方位のランダム強度比が3.0 以上。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06
FI (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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