特許
J-GLOBAL ID:200903019304439791

回生ブレーキ連動摩擦ブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-161017
公開番号(公開出願番号):特開平8-026098
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】回生ブレーキ装置により制動エネルギをより一層効率よく回収するとともに、摩擦ブレーキ装置の応答性を向上する。【構成】第1電磁開閉弁14の遮断位置II設定時、マスタシリンダ10からのブレーキ液はブレーキ伝達制御装置12の通路22を通ってブレーキシリンダ28内に供給され、ブレーキシリンダ28のロスストロークが解消される。マスタシリンダ圧である入力圧が第1設定圧P1を超えるまでは、第1チェック弁23が開き、ブレーキ圧伝達制御部の出力圧が入力圧に比例して上昇する。入力圧が第1設定圧P1を超えると、第1チェック弁23が閉じるので、入力圧が上昇しても出力圧は上昇しなく一定となる。入力圧が第2設定圧P2を超えると、第1ピストン20が下降する。これにより、ブレーキシリンダ圧が発生され、摩擦ブレーキが作動する。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作手段と、このブレーキ操作手段の操作時マスタシリンダ圧を発生するマスタシリンダと、前記マスタシリンダ圧が伝達されてブレーキシリンダ圧を発生するとともにこのブレーキシリンダ圧により車輪と連動して回転する回転部材に摩擦部材を押圧するブレーキシリンダと、前記マスタシリンダと前記ブレーキシリンダとを連通しかつ前記マスタシリンダ圧を伝達する通路と、前記通路に設けられ、前記マスタシリンダ圧の伝達を制御することにより摩擦ブレーキの作動を制限する状態と前記摩擦ブレーキの作動を制限しない状態とに設定するブレーキ圧伝達制御部と、前記ブレーキ圧伝達制御部を制御する摩擦ブレーキ制御用電子制御装置とを少なくとも備えている摩擦ブレーキ装置、車輪の回転でモータが回転することにより発電する発電機、この発電機により発電された電力を貯える蓄電器および前記発電機のモータを制御するモータ制御用電子制御装置を少なくとも備えている回生ブレーキ装置、前記ブレーキ操作手段のブレーキ操作を検出し、そのブレーキ操作検出信号を前記摩擦ブレーキ制御用電子制御装置と前記モータ制御用電子制御装置とに出力するブレーキ操作検出手段からなり、前記摩擦ブレーキ制御用電子制御装置は、前記ブレーキ操作検出信号に基づいて前記ブレーキ圧伝達制御部が摩擦ブレーキの作動を制限する状態となるように前記ブレーキ圧伝達制御部を制御する制御手段であることを特徴とする回生ブレーキ連動摩擦ブレーキシステム。
IPC (3件):
B60T 13/66 ,  B60L 7/10 ,  B60L 7/24
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電動車両の制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-006018   出願人:本田技研工業株式会社

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