特許
J-GLOBAL ID:200903019313672938

構造物の地震被害危険度判定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-131704
公開番号(公開出願番号):特開平9-105665
出願日: 1996年05月27日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 構造物に振動センサを設置して振動データを記録し、得られた振動データに簡単な演算を施すだけで、構造物の地震被害危険度を定量的に判定する方法及びその装置を提供する。【解決手段】 構造物の地震被害危険度判定にあたり、構造物1の層2の上面3に振動センサ7と、この構造物近傍の地表面4に振動センサ8を設置して、それぞれの振動センサ7,8で振動データを測定し、構造物1の層2の上面3で記録された振動データと、地表面4で記録された振動データとのスペクトル比に基づいて、地震被害危険度データ処理装置9により、構造物1の層2の上面の振動の伝達関数を推定して、構造物1の層2の上面3の振動の卓越振動数と増幅倍率を求め、構造物1の層2の上面3の振動の卓越振動数と増幅倍率と、構造物1の層2の高さに基づいて、構造物1の層2の変形による地震被害危険度指標を求め、この地震被害危険度指標に想定地震加速度を乗じて、構造物1の層2に地震時に発生する最大剪断ひずみ量を求める。
請求項(抜粋):
構造物の地震被害危険度判定方法において、(a)構造物の層の上面と、該構造物近傍の地表面とにそれぞれ振動センサを設置して振動データを測定し、(b)前記構造物の層の上面で記録された振動データと、前記構造物近傍の地表面で記録された振動データとのスペクトル比に基づいて、前記構造物の層の上面の振動の伝達関数を推定して、前記構造物の層の上面の振動の卓越振動数と増幅倍率を求め、(c)前記構造物の層の上面の振動の卓越振動数と増幅倍率と前記構造物の層の高さとに基づいて該構造物の層の変形による地震被害危険度指標を求め、(d)該地震被害危険度指標に想定地震加速度を乗じて、前記構造物の層に地震時に発生する最大剪断ひずみ量を求めることを特徴とする構造物の地震被害危険度判定方法。
IPC (4件):
G01H 1/00 ,  G01H 17/00 ,  G01M 7/02 ,  G01V 1/00
FI (4件):
G01H 1/00 E ,  G01H 17/00 D ,  G01V 1/00 D ,  G01M 7/00 A

前のページに戻る