特許
J-GLOBAL ID:200903019320382031

可変容量型圧縮機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-149579
公開番号(公開出願番号):特開平9-329087
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 フォーミングに起因した内部のオイルレス状態が長時間継続されることのない可変容量型圧縮機の制御装置を提供すること。【解決手段】 制御コンピュータ81は、圧縮機の起動時に蒸発器温度ETH 、外気温度OTH 、車室内温度ITH 及び日射量LOS を検出する。また、同制御コンピュータ81は、同検出値(ETH ,OTH ,ITH ,LOS )が設定値以上であると、フォーミング対策用の制御を行うことを決定する。さらに、同制御コンピュータ81は、所定時間Time1 内に回転軸16の回転数NEが所定回転数以上となると、フォーミング対策用の制御を所定時間Time2 の間実行する。
請求項(抜粋):
シリンダブロックに形成されたシリンダボア内にはピストンが往復運動可能に収容され、ハウジング内に配設された回転軸にはピストンを往復動させるための斜板が傾動可能に支持され、傾角変更手段により同斜板の傾角を変更することで、吐出容量を最大容量と、零ではない最小容量との間で変更可能であり、さらには、冷媒循環阻止手段により、最小容量状態では、吸入圧領域と蒸発器を含む外部冷媒回路との接続を遮断して同外部冷媒回路上における冷媒循環を阻止するようにした可変容量型圧縮機において、オン時には前記傾角変更手段による吐出容量の変更を許容し、オフ時には傾角変更手段による吐出容量の変更を規制して最小容量とするためのエアコンスイッチと、圧縮機の使用環境を検出するための使用環境検出手段と、圧縮機の起動時に、前記エアコンスイッチがオフ状態であってなおかつ、使用環境検出手段による検出値が設定値以上である場合には、前記冷媒循環阻止手段を制御して外部冷媒回路上における冷媒循環を許容するとともに、同冷媒循環状態を所定時間継続させる制御手段とを備えた制御装置。
IPC (3件):
F04B 49/06 341 ,  F04B 27/14 ,  B60H 1/00 101
FI (3件):
F04B 49/06 341 A ,  B60H 1/00 101 C ,  F04B 27/08 S
引用特許:
審査官引用 (2件)

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