特許
J-GLOBAL ID:200903019346498232

アルカリ蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東島 隆治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083038
公開番号(公開出願番号):特開平10-284113
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 ニッケル酸化物からなる正極活物質の利用率を高め、容量密度が飛躍的に向上した密閉アルカリ蓄電池を提供する。【解決手段】 正極活物質は、充電時にγ相の生成を促進するMnなどを含むニッケル酸化物で、完全充電状態において、γ相のd=7オングストローム付近の回折ピークの積分強度Aγと、β相のd=4.5〜5.0オングストローム付近の回折ピークの積分強度Aβの比Aγ/Aβが0.4以上である。電解液は、K+およびNa+の少なくとも一方をカチオン成分とし、完全充電状態においてK+およびNa+の濃度の合計が4〜12mol/lの範囲にある。
請求項(抜粋):
Niを主たる金属元素とし、Mn、Al、Co、Cr、Fe、Zr、およびBiからなる群より選ばれた少なくとも一種の元素を含む複数金属元素の酸化物粉末を活物質とする正極、負極、セパレーター及び正極容量1Ah当たり1.0〜2.7cm3の電解液を具備し、前記正極の酸化物粉末は、完全充電状態において、粉末X線回折における面間隔d値7オングストローム付近に回折ピークをもつγ相を有し、そのγ相のd=7オングストローム付近の回折ピークの積分強度Aγと、β相のd=4.5〜5.0オングストローム付近の回折ピークの積分強度Aβの比Aγ/Aβが0.4以上であり、前記電解液はK+およびNa+の少なくとも一方をカチオン成分とする水溶液であって、完全充電状態において、電解液中のK+およびNa+の濃度の合計が4〜12mol/lの範囲にあることを特徴とするアルカリ蓄電池。
IPC (3件):
H01M 10/24 ,  H01M 4/32 ,  H01M 10/26
FI (3件):
H01M 10/24 ,  H01M 4/32 ,  H01M 10/26
引用特許:
審査官引用 (11件)
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