特許
J-GLOBAL ID:200903019423116321

回転電機用磁石回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-041475
公開番号(公開出願番号):特開平11-243654
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】機械的強度が高く、発熱が少ない回転電機用磁石回転子を提供する。【解決手段】ボス部材16と、絶縁樹脂からなる磁石保持部材17と、磁石保持部材17に保持された永久磁石18と、磁石保持部材17と永久磁石18を覆う磁石保護カバー19とにより磁石回転子11を構成する。磁石保持部材17に設けた磁石保持孔17d内に収容して保持させる。磁石保持孔17dの内面及び永久磁石18の側面にテーパ部を設けることにより、磁石18の抜け止めを図る。磁石保持部材17とボス部材16とは、アリ17cとアリ溝16cとの嵌合により強固に結合する。永久磁石18を保持する磁石保持部材17を絶縁樹脂により形成することにより渦電流損を少なくして回転子からの発熱を抑制する。
請求項(抜粋):
強磁性材料からなっていて、回転軸を嵌合させるための孔を内側に有し、周方向に間隔をあけて並ぶ複数のアリ溝を外周側に有する筒状のボス部材と、前記ボス部材の外周を取り囲むように環状に形成された周壁部と、該周壁部の内周部の前記複数のアリ溝にそれぞれ対応する位置から径方向の内側に突出した複数のアリとを有して、各アリが前記ボス部材の対応するアリ溝に嵌合されて前記ボス部材に固定され、前記周壁部には前記ボス部材の周方向に等角度間隔で並ぶ複数の磁石保持孔が該周壁部を貫通した状態で形成されている絶縁樹脂製の磁石保持部材と、前記磁石保持部材の複数の磁石保持孔内にそれぞれ収容されて前記ボス部材の径方向に着磁された複数の板状の永久磁石とを具備し、前記各磁石保持孔の内面には、各磁石保持孔の断面積を前記ボス部材の径方向の外側に向うに従って次第に小さくする向きのテーパが付けられたテーパ部が設けられ、前記各磁石保持孔の内面に接する各永久磁石の側面には、前記磁石保持孔の内面のテーパ部と同じ方向に傾斜したテーパ部が設けられていることを特徴とする回転電機用磁石回転子。
IPC (2件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 1/27
FI (3件):
H02K 1/27 501 C ,  H02K 1/27 501 A ,  H02K 1/27 501 H
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 同期電動機のロータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-165947   出願人:ファナック株式会社
  • 電気モータのロータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-212590   出願人:大同特殊鋼株式会社, 富士電機株式会社, 日産自動車株式会社
  • 磁石回転子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-270715   出願人:アイチ-エマソン電機株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 同期電動機のロータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-165947   出願人:ファナック株式会社
  • 電気モータのロータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-212590   出願人:大同特殊鋼株式会社, 富士電機株式会社, 日産自動車株式会社
  • 磁石回転子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-270715   出願人:アイチ-エマソン電機株式会社
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