特許
J-GLOBAL ID:200903019424276616

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298785
公開番号(公開出願番号):特開平11-132014
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 回転軸と回転伝達部材の相対回転を阻害することなく、進角側への相対回転の応答性を向上すること。【解決手段】 回転伝達部材30、40、50に軸方向に延在して形成される円筒部41内に、その一端を回転軸10、20に係止されると共にその他端を円筒部41の端部に係止されて回転軸を回転伝達部材に対して常時進角方向に付勢するトーションコイルスプリング60を配設し、該トーションコイルスプリングの一端及び他端を夫々係止する回転軸及び円筒部の端部の少なくとも一方にトーションコイルスプリングの巻線部の径方向の移動を規制する移動規制手段47、48を設けた。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用の回転軸と、該回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、前記回転伝達部材に軸方向に延在して形成される円筒部内に、その一端を前記回転軸に係止されると共にその他端を前記円筒部の端部に係止されて前記回転軸を前記回転伝達部材に対して常時進角方向に付勢するトーションコイルスプリングを配設し、該トーションコイルスプリングの一端及び他端を夫々係止する前記回転軸及び前記円筒部の端部の少なくとも一方に前記トーションコイルスプリングの巻線部の径方向の移動を規制する移動規制手段を設けたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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