特許
J-GLOBAL ID:200903019462390805

チップドレッサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯田 昭夫 ,  江間 路子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-205792
公開番号(公開出願番号):特開2009-039736
出願日: 2007年08月07日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】無動力式であっても、支持フレームに対して相対的にハウジングを往復移動させて、効率的に電極チップを研磨できるチップドレッサーの提供。【解決手段】チップドレッサー11は、ハウジング31に対して支持フレーム43を往復移動させることにより、その移動をカッタ13の回転駆動力に変換させる変換機構48を利用して、一対の電極チップを研磨する。変換機構の回転力発生材49,50と回転噛合体53,58とは、支持フレームの往路と復路との移動に応じて、二組配設される。各噛合体53,58とカッタ13を回転させるための元部側従動輪35との間には、それぞれ、ワンウェイクラッチ54,59が配設される。各クラッチ54,59は、それぞれ、支持フレーム43の往路若しくは復路の移動時、交互に、対応する噛合体53,58の回転を、同じ回転方向の研磨方向RCへカッタ13を回転可能に、従動輪35に伝達する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
対向して配置される一対のスポット溶接用の電極チップを相互に接近させるように当接させ、前記電極チップの軸回り方向に回転させることにより、一対の前記電極チップを研磨可能なカッタと、 該カッタを保持するホルダと、 該ホルダを研磨方向に回転可能に収納保持するハウジングと、 該ハウジングを、研磨時の前記カッタの回転軸に沿う方向に沿って、移動可能に支持する支持フレームと、 を備えるとともに、 前記カッタの研磨位置に一対の前記電極チップを配設させた状態で、一対の前記電極チップ側若しくは前記支持フレーム側の少なくとも一方を、前記カッタの回転軸に沿う方向に往復移動させて、前記支持フレームに対して相対的に前記ハウジングを往復移動させることにより、相対移動の移動力を前記カッタの回転駆動力に変換させる変換機構を利用して、一対の前記電極チップを研磨するチップドレッサーであって、 前記ハウジングが、前記ホルダを配設させた先端部から離れた元部側に配設されて、前記カッタの回転軸と平行な回転軸を有し、回転伝達手段を介在させて、前記ホルダと連結され、回転時、前記回転伝達手段を利用して、前記カッタの研磨方向へ前記ホルダを回転させる元部側従動輪、を備え、 前記支持フレームが、 前記ハウジングの前記元部側を挿通するように配設されて、前記カッタの回転軸に沿って摺動可能に前記ハウジングを案内支持する複数のガイドロッドと、 前記ガイドロッドの両端部で端部相互を連結する連結基盤と、 を備えて構成され、 前記変換機構が、 前記連結基盤間を連結するように前記カッタの回転軸に沿って配設されるとともに、外表面に、凹部若しくは凸部を設けてなる噛合部を設けられて配設される回転力発生材と、 前記回転力発生材の前記噛合部に噛合して、前記支持フレームに対する相対的な前記ハウジングの移動時に回転可能に、前記ハウジングの前記元部側に配設されるとともに、前記カッタの研磨方向への回転を伝達可能に、前記元部側従動輪に連結される回転噛合体と、 を備えて構成され、 前記回転力発生材と前記回転噛合体とが、前記支持フレームに対する相対的な前記ハウジングの移動の往路用と復路用とに応じて、二組配設され、 前記各回転噛合体と前記元部側従動輪との間に、それぞれ、ワンウェイクラッチが配設されるとともに、 前記各ワンウェイクラッチが、それぞれ、前記支持フレームに対する相対的な前記ハウジングの往路若しくは復路の移動時、交互に、対応する前記回転噛合体の回転を、前記元部側従動輪に伝達可能に、配設され、 二組の前記回転力発生材と前記回転噛合体とが、対応する前記回転噛合体の回転を前記元部側従動輪に伝達する際、共に、同じ回転方向の研磨方向へ前記カッタを回転させるように、配設されていることを特徴とするチップドレッサー。
IPC (1件):
B23K 11/30
FI (1件):
B23K11/30 350
引用特許:
出願人引用 (1件)

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