特許
J-GLOBAL ID:200903019483391003

温水暖房システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 佐藤 辰彦 ,  鷺 健志 ,  本間 賢一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-185806
公開番号(公開出願番号):特開2004-028456
出願日: 2002年06月26日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】用途に応じた2種類の温度の温水が熱源として供給される場合に、各温度での温水供給に応じて室温を目標温度付近に制御することができる温水暖房システムをコストを抑制して提供する。【解決手段】床暖房コントローラ52は、60°Cの温水供給を想定して設定された検出室温と目標床暖房温度との温度差と熱動弁15の所定制御周期におけるON/OFFパターンとの対応マップを予めメモリに記憶している。熱源機コントローラ26は、80°Cの温水を温水循環路4を介して床暖房機3に供給する場合は、床暖房コントローラ52から受信した前記温度差/温水供給量の対応マップにより決定された熱動弁15のON/OFFパターンにおけるON時間を割合を減少する補正を行って、床暖房機3からの放熱量を減少させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定温度の温水を温水循環路を介して循環させる熱源機と、該温水循環路を介して供給される温水を熱源として暖房を行う高温暖房端末及び低温暖房端末と、該温水循環路から該低温暖房端末に供給される温水の流量を調節する流量調節手段と、該高温暖房端末を単独で作動させるとき及び該高温暖房端末と該低温暖房端末の双方を作動させるときは前記所定温度を高温設定温度とし、前記低温暖房端末を単独で作動させるときには前記所定温度を該高温設定温度よりも低い低温設定温度とする温水温度設定手段と、前記低温暖房端末が設けられた部屋の温度を検出する室温センサと、 前記低温設定温度での温水供給を想定して、所定の目標室温と前記室温センサの検出温度との温度差と、前記温水循環路から前記低温暖房端末機に供給される所定時間あたりの温水の量である温水供給量との対応関係を、前記温度差から把握される前記目標室温に対する前記室温センサの検出温度の不足度合が大きいほど前記温水供給量が多くなるように設定した温度差/温水供給量の対応マップのデータを予め記憶したメモリと、 前記所定温度が前記低温設定温度とされて前記低温暖房端末が単独で作動した状態であるときに、前記温度差を前記温度差/温水供給量の対応マップに適用して得られる温水供給量が確保されるように、前記流量調節手段により前記温水供給量を制御する温水供給量制御手段とを備えた温水暖房システムにおいて、 前記温水供給量制御手段は、前記所定温度が前記高温設定温度とされて前記高温暖房端末と前記低温暖房端末の双方が作動した状態であるときは、前記温度差を前記温度差/温水供給量の対応マップに適用して得られる温水供給量を、前記目標室温に対する前記室温センサの検出温度の不足度合が大きいほど前記温水供給量が多くなる関係を維持した上で減少させる補正を行い、該補正後の温水供給量が確保されるように前記流量調節手段により前記温水供給量を制御することを特徴とする温水暖房システム。
IPC (1件):
F24D3/00
FI (2件):
F24D3/00 L ,  F24D3/00 Q
Fターム (8件):
3L070AA02 ,  3L070AA07 ,  3L070BB03 ,  3L070DD02 ,  3L070DD06 ,  3L070DF01 ,  3L070DF07 ,  3L070DG06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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