特許
J-GLOBAL ID:200903019571130481

液体の光学特性測定用セルおよびその作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-331215
公開番号(公開出願番号):特開平11-148896
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 測定対象の液体が溢れることによる膜厚変化、および揮発、乾燥による濃度変化を防止して正確に液体の光学特性を測定できるようにする。【解決手段】 第1の板体4を第2の板体6上に載置して構成され、第1および第2の板体4、6は少なくとも中央部が透明な材料により平坦に形成され、第1の板体4は下面中央部に凸部8を有し、第2の板体6は上面中央部に、第1の板体4の凸部8が嵌合する凹部10を有している。凸部8を囲む第1の板体4の下面402は凹部10を囲む第2の板体6の上面9に当接し、そして、凸部8の先端面12と凹部10の底面14とは均一高さの隙間16を形成し、第1の板体4の凸部8の側面18と第2の板体6の凹部10の側面19との間に空間20が形成されている。
請求項(抜粋):
光を照射して光学特性を測定する液体を、膜状にして収容する光学特性測定用セルであって、第1の板体が第2の板体の上に載置されることで構成され、前記第1および第2の板体は少なくとも中央部が透明な材料により形成され、前記第1の板体は下面の中央部に凸部を有すると共に、該凸部の周囲の下面に下面側当接部を有し、前記第2の板体は上面の中央部に前記凸部が収容される凹部を有すると共に、該凹部の周囲の上面に上面側当接部を有し、前記凸部の先端面と凹部の底面は平坦面で形成され、前記第2の板体の上に第1の板体を、前記凸部を凹部に収容し、下面側当接部と上面側当接部を当接して載置した状態で、凸部の先端面と凹部の底面との間に均一の高さの隙間が形成されると共に、前記凸部の側面と凹部の側面との間に前記隙間に連通する空間が隙間の周囲に形成されるように構成されている、ことを特徴とする液体の光学特性測定用セル。
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る