特許
J-GLOBAL ID:200903019590508193

R-Fe-B系焼結永久磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-247327
公開番号(公開出願番号):特開平8-107034
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 成形体の寸法精度の向上及び生産性の向上を図り、薄肉形状や小型形状でかつ優れた磁気特性を有するR-Fe-B系焼結永久磁石の製造方法の提供。【構成】 熱脱磁したR-Fe-B系合金粉末に、メチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールの単独あるいは複合したものと水とからなるバインダーを添加、混練してスラリー状となし、これをスプレードライヤー装置により造粒し、バインダーを特定してR-Fe-B系合金粉末とバインダーとの反応を抑制するとともに、造粒粉の形状をできるだけ球形にして造粒粉に高い流動性を付与した、平均粒径20μm〜400μmの造粒粉とすることにより、粉体の流動性が格段に向上するために、成形体の寸法精度が向上し、成形体密度のバラツキを低下させ、焼結後の寸法精度にすぐれ、薄肉形状や複雑形状でかつ高磁気特性を有する等方性あるいは異方性のR-Fe-B系焼結永久磁石が効率よく得られる。
請求項(抜粋):
キュリー点より高い400°C〜700°Cの温度で脱磁処理したR-Fe-B系合金粉末(RはYを含む希土類元素の少なくとも1種)に、メチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールのうち少なくとも1種と水とからなるバインダーを添加、混錬してスラリー状となし、該スラリーをスプレードライヤー装置により平均粒径20μm〜400μmの球形状の造粒粉となし、該造粒粉を用いて、成形、焼結する粉末冶金法により焼結永久磁石を得ることを特徴とするR-Fe-B系永久磁石の製造方法。
IPC (4件):
H01F 41/02 ,  B22F 3/00 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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