特許
J-GLOBAL ID:200903019658507174

スクリュー式縦型遠心分離機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-025568
公開番号(公開出願番号):特開平9-215946
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 原液がスクリュー羽根に移行する際、円周方向に均等に配分されつつ流動することができ、固液の分離性能が良く、装置に振動を起こすことなく、安定した運転ができ、かつ修理が容易な構造を有する縦型スクリュー式遠心分離機を提供する。【解決手段】 外周面にスクリュー羽根5を取付けた回転内胴3は、上半部8aと下半部3bを繋ぎ且つ受入れ液の流れを縦に分割し移送するための放射方向に配置された複数の分流リブ板4を有し、上半部と下半部の対向するそれぞれの隅部に形成されたテーパ部の溝に分流リブ板が固着されている。
請求項(抜粋):
直円筒状の上半部(2a)と、下方に向かい内径が小さくなるテーパ円筒状の下半部(2b)とを有する回転外胴(2)と、前記回転外胴の内部に同心に支持され、上半部(3a)、下半部(3b)及びこれらを繋ぎ且つ受け入れ液の流れを縦に分割し移送するための複数の放射方向に配置された分流リブ板(4)を有する回転内筒(3)であって、前記上半部と下半部の対向するそれぞれの隅部には所定の大きさのテーパが形成され、前記分流リブ板は上縁及び下縁が前記テーバに沿って外側に向かい上下に広がった形状をしている前記回転内胴(3)と、前記分流リブ板で繋がれた前記回転内胴の外周面に固着され、かつ外周縁を前記回転外胴の内周面に僅かな隙間を形成して成るスクリュー羽根(5)と、前記回転内胴の上方から中心部を下方に延び、下端の開口部が前記回転内胴上半部の下端に位置する原液供給管(6)と、前記回転外胴の上半部の内周面上端に沿う回転外胴の天板部に設けられた開度調節可能な複数の清澄液出口(7)と、前記回転外胴の下端に形成されたスラッジ排出口(8)と、前記回転外胴と前記回転内胴を同一方向に、かつ回転外胴を回転内胴よりも僅かに速く、所定の範囲内の任意の速度差を設定して回転させることができる回転駆動装置(9)と、を具備し、これにより固形物と液体の分離と回収を連続的に行うことができるスクリュー式縦型遠心分離機。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭58-104816
  • デカンター型遠心分離機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-329939   出願人:トーマス・ブロードベント・アンド・サンズ・リミテッド
  • 特開平1-288358
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