特許
J-GLOBAL ID:200903019666236350

車軸駆動装置の中立復帰緩衝機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004798
公開番号(公開出願番号):特開2000-145955
出願日: 1999年01月12日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 可変容積型油圧ポンプと車軸駆動用油圧モータとを閉回路で油圧結合したHSTと車軸とを組み合わせた車軸駆動装置において、油圧ポンプの可動斜板が中立位置へ復帰する間に、中立位置到達時までにダイナミックブレーキを減衰して停止時のショックを緩和する。或いは発進時に急激にHST閉回路内の油圧が立ち上がることによるショックを緩和する。【解決手段】 HSTの油圧ポンプと油圧モータの各給排ポート同士を連結する一対の油路にそれぞれ連通するオリフィスを設け、HSTの油圧ポンプの吐出量を調整する容積変更手段を中立位置に付勢するとともに、該オリフィスを油溜まりに対して遮閉・連通操作する遮閉手段を連動連結させ、該容積変更手段が、該油圧ポンプから作動油を吐出させるその作動領域にある間に、その任意位置において該オリフィスを該油溜まりに連通させるべく、該遮閉手段を構成する。
請求項(抜粋):
可変容積型油圧ポンプの給油ポートと車軸駆動用の油圧モータの排油ポート、及び該油圧ポンプの排油ポートと該油圧モータの給油ポートを、それぞれ油路を介して接続して、静油圧式トランスミッションを構成し、該油圧ポンプより実質的に圧油を吐出させない中立位置と、該流体圧ポンプより流体を吐出する作動領域との間で切換可能な容積変更手段を設けるとともに、該作動領域における該容積変更部材を該中立位置に復帰させるべく付勢する第一付勢手段を設けた車軸駆動装置において、該各油路にそれぞれ連通する第一オリフィスを設けるとともに、該第一オリフィスを該車軸駆動装置のハウジング内に形成した油溜まりに連通・遮断操作可能な遮閉手段を両第一オリフィスに対向配設し、該容積変更手段の該作動領域の任意位置にて、少なくとも一方の第一オリフィスが前記油溜まりに対して連通するように、該遮閉手段を該容積変更手段に連動連結したことを特徴とする車軸駆動装置の中立復帰緩衝機構。
Fターム (6件):
3J053AA01 ,  3J053AB04 ,  3J053AB12 ,  3J053AB43 ,  3J053FB01 ,  3J053FC02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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