特許
J-GLOBAL ID:200903019680982366

弾性ロ-タの不釣合い修正量の測定方法およびその測定に用いる影響係数の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-065262
公開番号(公開出願番号):特開平11-316168
出願日: 1999年03月11日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】試しおもり工程なしに、ロータや軸受けの基礎データもなしに、弾性ロータの不釣合い修正量を測定することが望まれていた。【解決手段】予め定める修正面WE1 ,WE2 ,WE3 において、ロータ10を力励振するハンマー装置11を設ける。ハンマー装置11により修正面WE1 ,WE2 ,WE3 を打撃力で励振して、励振力スペクトルを測定する。その結果誘発されたロータ10の振動挙動を、軸受け面ME1 ,ME2 での応答スペクトルとして把握する。そして、応答スペクトル対励振力スペクトルの比から影響スペクトルを導き出す。また、測定工程で、ロータ10の回転数に割り当てられた力シグナルおよび振動シグナルを軸受け面ME1 ,ME2 で測定する。そして、影響係数と、測定工程で測定した力シグナルおよび振動シグナルとを用いて、不釣合い修正量を決定する。
請求項(抜粋):
2つの軸受け装置で振動自在に軸受けされたロータを、意図したそれぞれの修正面で、軸方向を横断する機械的な打撃力で励振して励振力スペクトルを測定し、その結果誘発されたロータの振動挙動を、軸受け面での力スペクトルまたは振動スペクトル形式の応答スペクトルとして把握し、応答スペクトル対励振力スペクトルの比から影響係数を導き出し、測定工程でロータ回転数に割り当てられた力シグナルおよび振動シグナルを軸受け面で測定し、影響係数と測定工程で測定した力シグナルおよび振動シグナルとを用いて不釣合い修正量を決定することを特徴とする、弾性ロータの不釣合い修正量の測定方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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