特許
J-GLOBAL ID:200903019683481422

振動型ジャイロスコープの調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-247642
公開番号(公開出願番号):特開平9-089571
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 複数の振動脚を有する音叉型の弾性体を用いた振動型ジャイロスコープでは、対称位置にある振動脚の共振周波数が一致しないことがあり、また異なる2方向への共振周波数を調整作業で一致させることが困難であった。【解決手段】 弾性体10に3本の振動脚11a、11b、12が設けられており、各振動脚はX方向へ振動するように駆動され、コリオリ力によるY方向への変形成分が検出される。(ロ)(ハ)(ニ)などで示すいずれかの部分を削ると、振動脚11aのX方向への共振周波数が低下し、振動脚11bの共振周波数に一致させまたは近似させることができる。さらにこの調整作業により各振動脚のX方向へ共振周波数をY方向への共振周波数に一致させまたは近似させることも容易である。
請求項(抜粋):
弾性体に複数の平行な振動脚が分岐形成され、前記振動脚を振動させる駆動手段と、前記振動脚がコリオリ力により前記駆動方向と交叉する方向へ振動したときの振動成分を検出する検出手段とが設けられた振動型ジャイロスコープの調整方法において、いずれかの振動脚の基部において弾性体の一部を除去することにより、この振動脚の共振周波数を、この振動脚と対称位置にある他の振動脚の共振周波数に一致させまたは近似させることを特徴とする振動型ジャイロスコープの調整方法。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る