特許
J-GLOBAL ID:200903019697471527

工作機械における送りねじの熱変位補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-012978
公開番号(公開出願番号):特開2002-219632
出願日: 2001年01月22日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】【課題】 部品点数を低減して構造を簡素化でき、製造及び組み付け作業を容易に行うことができる工作機械における送りねじの熱変位補正方法を提供する。【解決手段】 サーボモータ17により送りねじ16を回転して原点位置P1にある移動台19をトルク制限速度でストッパ20に突き当てる。この動作中に検出されたエンコーダ24の距離検出信号に基づいて原点位置P1と突き当て位置P3との間の距離を基準長X1として制御装置により演算して記録媒体に記憶する。ワークの加工作業が行われ、所定時間が経過した後、移動台19を原点位置P1から突き当て位置P3へ移動させて実移動長X2を測定する。基準長X1と実移動長X2との比Rx1を演算し、この比Rx1に基づいて原点位置P1を補正し設定する。
請求項(抜粋):
ベッド(11)上に駆動モータ(17)により駆動される送りねじ(16)を回転可能に支持し、該送りねじ(16)にナット(18)を介して工具又はワークの移動台(19)を連結し、ワークに所定の加工を施す数値制御方式の工作機械において、前記移動台(19)の基準長測定位置(P2)と、ベッド(11)の所定位置に設けられたストッパ(20)に移動台(19)を突き当て保持する突き当て位置(P3)との距離を基準長(X1)として記憶手段(36)に記憶させる第1の行程と、所定時間が経過した後、前記移動台(19)を前記基準長測定位置(P2)から前進させてストッパ(20)に突き当て、その間の実移動長(X2)を測定する第2の行程と、前記基準長(X1)と実移動長(X2)との比(Rx1=X1/X2)又は差に基づいて移動台(19)の目標移動指令値(D1)を実際の移動指令値(D2)に補正する第3の行程とを含む工作機械における送りねじの熱変位補正方法。
IPC (4件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 15/00 309 ,  G05B 19/18 ,  G05B 19/404
FI (4件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 15/00 309 C ,  G05B 19/18 A ,  G05B 19/404 K
Fターム (11件):
3C001KA05 ,  3C001KB10 ,  3C001TA02 ,  3C001TB01 ,  5H269AB01 ,  5H269BB03 ,  5H269CC01 ,  5H269DD01 ,  5H269EE05 ,  5H269FF01 ,  5H269FF06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-100856
  • 可動体の自動原点校正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-297147   出願人:株式会社デンソー
  • 特開平1-188251

前のページに戻る