特許
J-GLOBAL ID:200903019745996963

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-244694
公開番号(公開出願番号):特開2009-073948
出願日: 2007年09月21日
公開日(公表日): 2009年04月09日
要約:
【課題】本発明は、高剛性・耐熱性という特徴に加え、低温衝撃性に優れた成形体を製造することができ、かつ、エタノール含有燃料系部品としても適応しうるポリアミド樹脂組成物を提供すること。【解決手段】25°C濃硫酸中で測定した極限粘度が1.0〜3.0dl/gの範囲内にあり、融点が300〜340°C、かつ、ガラス転移温度が80°C以上であるポリアミド樹(A)、および、エチレン含有量が70〜95モル%であり、かつ、ガラス転移温度が-20°C以下であるカルボン酸変性エチレン・α-オレフィン重合体(B)からなる樹脂組成物であって、ポリアミド樹脂(A)の含有量が70〜100質量%、カルボン酸変性エチレン・αオレフィン共重合体(B)の含有量が0〜30質量%の範囲内にあることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
テレフタル酸成分単位50〜99モル%及び、テレフタル酸以外の芳香族ジカルボン酸成分単位1〜50モル%および/または炭素原子数4〜18の脂肪族ジカルボン酸成分単位1〜50モル%とからなるジカルボン酸成分単位と、 脂肪族ジアミン成分単位および/または脂環族ジアミン成分単位からなるジアミン成分単位とからなる繰返し単位から構成されているポリアミド樹脂であって、 25°C濃硫酸中で測定した極限粘度が1.0〜3.0dl/gの範囲内にあり、融点が300〜340°C、かつ、ガラス転移温度が80°C以上であるポリアミド樹脂(A)、 および、エチレン含有量が70〜95モル%であり、かつ、ガラス転移温度が-20°C以下であるエチレン・α-オレフィン重合体のカルボン酸変性体(B)からなる樹脂組成物であって、ポリアミド樹脂(A)の含有量が70〜100質量%、カルボン酸変性エチレン・αオレフィン共重合体(B)の含有量が0〜30質量%の範囲内にあることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 77/06 ,  C08L 23/26
FI (2件):
C08L77/06 ,  C08L23/26
Fターム (8件):
4J002BB202 ,  4J002BB212 ,  4J002CL031 ,  4J002FD010 ,  4J002FD130 ,  4J002GM02 ,  4J002GM04 ,  4J002GQ00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 熱可塑性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-312733   出願人:三井石油化学工業株式会社, 矢崎総業株式会社
  • 熱可塑性重合体組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-003651   出願人:株式会社クラレ
審査官引用 (3件)

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