特許
J-GLOBAL ID:200903019762261446

浸漬ノズルの偏流防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-054649
公開番号(公開出願番号):特開2002-254162
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】【課題】 浸漬ノズルの吐出口から吐出する溶鋼の偏流を防止し、吐出流を均等化させて、モールド内の溶鋼の流れを安定化することでモールド内の偏流を防止することにある。【解決手段】鋼の連続鋳造に使用される浸漬ノズル内孔内に、吐出口に近い変形部は吐出口と長手方向が平行で、間隔を置いて設ける上部の変形部は長手方向が吐出口方向とほぼ直角とした二つの内孔変形部を長円変形部をとし、長円長手方向の長さL、短手方向長さS、内孔変形部以外の内孔の内径がDであり、L/S,L/D,S/Dの比をそれぞれ1.2≦L/S≦1.75、1.0≦L/D≦1.3、0.7<S/D<0.9の範囲とする。また、吐出口の高さ(H)に対して、吐出口の上端と吐出口に近い内孔長円変形部の下端面との距離Xを特定することで、さらに、吐出口に近い内孔長円変形部の長さY、吐出口に近い内孔長円変形部の上端面と上部の内孔長円変形部の下端面との間隔K、上部の内孔長円変形部の長さZを特定することで吐出する溶鋼の偏流が防止できる。
請求項(抜粋):
溶鋼が流通するノズル内孔の下部の相対する位置に2つの吐出口を有する浸漬ノズルの偏流防止構造であって、吐出口より上の内孔内に2つの内孔変形部を有し、これら内孔変形部は、何れも、水平断面における内孔の形状が長円をなし、その中の一つの内孔変形部は、吐出口に近い位置に、その長円の長手方向の向きが吐出口方向とほぼ平行に配置されており、また、他方の内孔変形部は、前記吐出口に近い位置に配置された内孔変形部の上方位置に間隔を開けて、その長円の長手方向の向きが吐出口方向とほぼ直角に配置されている浸漬ノズルの偏流防止構造。
IPC (2件):
B22D 41/50 520 ,  B22D 11/10 330
FI (2件):
B22D 41/50 520 ,  B22D 11/10 330 H
Fターム (3件):
4E004FB10 ,  4E004NC01 ,  4E014DB03
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 連続鋳造用浸漬ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-241404   出願人:品川白煉瓦株式会社
  • 特開昭63-002545
  • 連続鋳造用浸漬ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-288074   出願人:品川白煉瓦株式会社
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