特許
J-GLOBAL ID:200903019808769598

定着装置、これを用いた画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-061764
公開番号(公開出願番号):特開2008-224953
出願日: 2007年03月12日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】電磁誘導加熱方式の定着装置で、消磁機能を選択可能とすることで、自己温度制御機能の発揮を選択でき、整磁合金使用時でも任意の高温に温度設定することを可能にする。【解決手段】整磁層3Cのキュリー点を高くし、その内側に磁性コア3Hと、半円筒形の断面形を有する消磁材3Kを設け、消磁材3Kを磁性コア3Hとともに整磁層3C内で回転可能にして構成してある。消磁材3Kの機能を高める場合、消磁材3Kをコイル2に近づけて位置させ、整磁層3Cを構成する整磁合金の磁性が失われて非磁性体となり、高い消磁機能が発揮される。消磁材3Kをコイル2から離すとコイル2からの誘導磁束が整磁層3Cを透過しているが、整磁層3Cを構成する整磁合金層の温度Tがキュリー温度Tcより高く、消磁材3Kからの誘導磁束が生じていないため、消磁機能が発揮されず、整磁合金の磁性が失われず磁性体のままとなる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
発熱層と、磁束を発生させ、該磁束によって前記発熱層を誘導加熱する励磁コイルと、前記発熱層で発生した熱を伝熱する整磁合金ないしは整磁合金層を有し、 前記整磁合金ないしは整磁合金層を、前記励磁コイルと消磁部材の間に配置し、自己温度制御機能を発揮し得るようにしてなる定着装置において、 前記消磁部材が、前記自己温度制御機能を発揮させる場合には消磁機能を発揮することで反発磁束を発生し、自己温度制御機能を発揮させない場合には前記消磁機能を発揮しないように選択可能としてなることを特徴とする定着装置。
IPC (1件):
G03G 15/20
FI (2件):
G03G15/20 555 ,  G03G15/20 510
Fターム (15件):
2H033AA24 ,  2H033BA25 ,  2H033BA26 ,  2H033BA27 ,  2H033BA30 ,  2H033BB12 ,  2H033BB18 ,  2H033BB21 ,  2H033BB22 ,  2H033BB23 ,  2H033BB28 ,  2H033BE06 ,  2H033CA07 ,  2H033CA30 ,  2H033CA45
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る