特許
J-GLOBAL ID:200903019819508265

誘導電動機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258022
公開番号(公開出願番号):特開平7-115799
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、誘導電動機の速度制御に関して、低速運転時における速度センサなしベクトル制御の精度劣化の問題、ならびに二次抵抗変動による速度センサ付きベクトル制御の精度劣化の問題を解決し、零速度近傍を含めて高精度な速度及びトルク制御を可能にするベクトル制御装置を提供する。【構成】誘導電動機を駆動する交流電源に該電源の基本波とは異なる周波数の交流信号を重畳し、この際に流れる電動機電流と前記交流信号の電圧、あるいは発生する電動機電圧と前記交流信号の電流に基づいて、電動機の鉄心における飽和状態の相違によって発生する物理量(漏れインダクタンス)を検出し、この動作を前記基本波の位相を変えて複数回行い、得られた複数の物理量に基づいて電動機の基本波磁束の位置(角)を求め、この磁束位置信号により誘導電動機を制御する。
請求項(抜粋):
交流電源により誘導電動機を駆動する装置において、該交流電源の出力にその出力周波数とは異なる周波数の交流成分を重畳し、この結果、該交流成分に応じて前記電動機に生じる交流量と前記交流成分の関係に基づいて、前記電動機の鉄心の飽和状態に関係した物理量を検出し、これに基づいて電動機磁束の位置(角)を求めることを特徴とする誘導電動機の磁束演算法。
引用特許:
審査官引用 (13件)
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