特許
J-GLOBAL ID:200903019820820639

ヘッドレスト表皮成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-314721
公開番号(公開出願番号):特開2001-128784
出願日: 1999年11月05日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】頭部を傾斜できるヘッドレストの表皮成形方法を提供する。【解決手段】ヘッドレストの脚、脚に傾斜可能に連結した骨組頭部、その傾斜具合を調節する傾斜機構、及び骨組頭部、傾斜機構の収容ケースから成り、脚がケースの底面から突き出した壁面により形成され且つケース内部に連通するスロットを通じてケース外へ伸びるステー組立体の頭部を包囲するように箱形表皮を成形する方法。スロットを形成する壁面外周と同形の仮固定具を脚に保持させ、表皮となるパリソンでステー組立体を包囲した後、パリソンを二つ割の金型で型締めする。型を合わせたときにヘッドレストの頭部の輪郭に相当する空洞及びこれに連通する挿通口が形成されるキャビティーが形成される。型締めにより、袋状のパリソンが形成される。袋状パリソン内に仮保持具の一部分及びケースが封入される。パリソン内に空気を吹き込み、パリソンをキャビティーに押し付ける。
請求項(抜粋):
ヘッドレストを座席に装着するための脚、前記脚に前後方向に傾斜可能に連結した骨組頭部、前記脚に関する前記骨組頭部の前後方向の傾斜具合を調節するための傾斜機構、及び前記傾斜機構及び前記骨組頭部を収容した略箱形の収容ケース、から成り、前記脚が、前記収容ケースの底面から突き出した壁面によって形成され且つ前記収容ケースの内部に連通する前後方向に長いスロットを通じて前記収容ケースの外部へ伸長する、ところのステー組立体の頭部を包囲するように略箱形の表皮を成形するための方法であって、(1)前記スロットを形成する前記壁面の外周と同形の筒形の仮固定具を前記脚に仮保持させる工程、(2)前記表皮となるプラスチック製のパイプ状のパリソンで前記ステー組立体を包囲する工程、(3)前記ステー組立体を包囲した前記パリソンを金型で前後方向から挟んで型締めする工程であって、前記金型が、二つ割りの割型であり、各型の分割面には、各型を合わせたときに、ヘッドレストの頭部の輪郭形状に相当する空洞、及び前記空洞に連通し且つ前記仮固定具に一致した筒形の仮固定具挿通口が形成されるように、キャビティーが形成され、この型締めにより、袋状のパリソンが形成されるように前記パリソンの周囲がピンチオフされ、融着され、前記袋状のパリソンの内部に前記仮保持具の一部分及び前記収容ケースが封入される、ところの工程、及び(4)前記袋状のパリソンの内部に圧縮空気を吹き込んで、前記袋状のパリソンを前記金型の前記キャビティーに押し付けて、前記袋状のパリソンからヘッドレストの頭部の輪郭形状に一致する略箱形の表皮を成形する工程、を含む方法。
Fターム (3件):
3B084DB09 ,  3B084DB13 ,  3B084DD07
引用特許:
出願人引用 (3件)

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