特許
J-GLOBAL ID:200903019834775199

トルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358580
公開番号(公開出願番号):特開平10-184719
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 長期使用した場合であってもトルクの安定性に優れ、耐久性を向上できるトルクリミッタを提供すること。【解決手段】 トルクリミッタ2は、回転入力体4と、回転出力体6と、二つの摩擦部材A、Bとで構成されている。摩擦部材A、Bおよび摩擦部材A、Bに接触する回転入力体4または回転出力体6が熱可塑性樹脂組成物から形成され、熱可塑性樹脂組成物はベース樹脂とこのベース樹脂に添加される第1の添加剤と第2の添加剤から構成されている。ベース樹脂としてポリアセタール樹脂またはポリフェミレンサルファイド樹脂が用いられる。第1の添加剤としてオレフィン系重合体、スチレン系重合体およびフッ素系重合体から選択される1種または2種以上が用いられる。第2の添加剤として潤滑油、ワックス、脂肪酸、黒鉛、二硫化モリブデンおよびリン酸塩から選択される1種または2種以上が用いられる。
請求項(抜粋):
回転入力体と、前記回転入力体と同心に回転する回転出力体と、摩擦力により回転入力体と回転出力体との間にトルクを伝達する摩擦部材と、からなるトルクリミッタであって、前記摩擦部材および当該摩擦部材に接触する回転入力体または回転出力体が熱可塑性樹脂組成物から形成され、前記熱可塑性樹脂組成物はベース樹脂とこのベース樹脂に添加される第1の添加剤と第2の添加剤から構成され、前記ベース樹脂は、ポリアセタール樹脂またはポリフェニレンサルファイド樹脂であり、前記第1の添加剤は、オレフィン系重合体、スチレン系重合体およびフッ素系重合体から選択される1種または2種以上であり、前記第2の添加剤は、潤滑油、ワックス、脂肪酸、黒鉛、二硫化モリブデンおよびリン酸塩から選択される1種または2種以上である、ことを特徴とするトルクリミッタ。
IPC (3件):
F16D 7/02 ,  C08L 59/00 ,  C08L 81/02
FI (3件):
F16D 7/02 A ,  C08L 59/00 ,  C08L 81/02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 電子写真感光体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-296158   出願人:三菱製紙株式会社
  • 特開平3-265646
  • ポリアセタール樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-307792   出願人:ポリプラスチックス株式会社
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